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類似作判明で最高賞取り消し 米沢市芸文協主催の川柳コンクール

2010年02月08日 20:10
 米沢市芸術文化協会(亀岡博会長)主催の「愛」をテーマにした川柳コンクール一般の部で、最高賞の「天位」に選ばれた作品に類似作が見つかり、同協会は8日、岐阜市の男性(56)の受賞を取り消した。同協会は「盗作ではないと思うが、類似作があることをチェックしきれなかった」としている。

 同協会によると、男性の句は「うっかりと 愛の匂(にお)いの 息を吐く」。「愛」の部分が「桃」となっている句が、2001年に発刊された句集に収録されていた。ホームページでコンクール結果を発表した直後の5日午後8時すぎ、市民からメールが届き、最高賞に類似作があることが判明。8日朝、電話で確認したところ、男性は「(盗作など)そういう意図はなかった」と話したが、受賞を辞退したため、賞を取り消すことにした。

 同協会は「男性がどこかで読んだ句集の文言が記憶に残っており、作品に表れてしまったのかもしれない。盗作とは思っていない」と説明。最高賞が取り消される異例の事態には「チェックが行き届かず、ほかの応募者に申し訳ない。今後はチェック態勢を強化したい」とした。

 コンクールは、かぶとに「愛」の前立てを掲げた大河ドラマ「天地人」の主人公・直江兼続にちなみ、2008年度に始まり、今回が2回目。一般の部には全国から8954句の応募があり、川柳学会の尾藤一泉専務理事や亀岡会長ら6人による選考委員会が天位、地位、人位など入賞作25点を選んでいた。
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