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異臭、大学生が自殺か 日大山形高近くの民家、家族3人搬送

2010年02月09日 12:24
硫化水素が発生した現場は日大山形高の近くで、登校中の高校生は山形署員の指示に従い通学路を迂回した=9日午前8時28分、山形市荒楯町2丁目
硫化水素が発生した現場は日大山形高の近くで、登校中の高校生は山形署員の指示に従い通学路を迂回した=9日午前8時28分、山形市荒楯町2丁目
 9日午前7時40分ごろ、山形市荒楯町2丁目で「住宅から硫黄の臭いがする」と近所の男性から119番通報があった。山形市消防本部の救急隊などが駆け付けたところ、この家に住む男子大学生(21)が死亡しているのが見つかった。山形署は、現場の状況などから大学生が硫化水素自殺を図ったとみている。

 当時家にいた80代の祖父母と50代の母親の3人も山形大医学部付属病院と県立中央病院に搬送された。命に別条はないという。

 同署と同消防本部によると、大学生が2階の自室で、硫化水素を発生させたとみられる。室内からは液体が入ったバケツが見つかった。硫化水素が検知されたため、一帯は立ち入り禁止となり、署員が近隣住民に外出を控え、窓を開けないよう周知した。

 現場は日大山形高の通用口に近く、生徒たちは通学路を迂回(うかい)して、登校した。同校の小形利彦教頭は「消防本部から連絡を受けて驚いた。生徒に被害がなくて良かった」と話していた。

 一家を知る近所の80代女性は「(孫の大学生が)祖父母に料理を作るなど仲が良かった。なんでこんなことに」と声を詰まらせていた。
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