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スポーツタレント発掘で協定 県教委と仙台大

2010年02月09日 19:54
調印後に握手を交わす山口常夫県教育長(左)と朴沢泰治仙台大学長=県庁
調印後に握手を交わす山口常夫県教育長(左)と朴沢泰治仙台大学長=県庁
 県教委は9日、スポーツ振興と競技力向上に関する活動、研究を推進するため、仙台大(朴沢泰治学長)と相互協力協定を締結した。ジュニア世代から運動能力にすぐれた人材を発掘し、世界で通用する選手を育成しようと本年度スタートした県のスポーツタレント発掘事業などで連携を図る。

 県内高校のトップ選手を対象にした強化講習会を同大で開催したり、県内での指導者講習会に同大から講師を招くなど、これまでも相互の協力関係はあった。本県の選手強化育成事業の新たな柱となるスポーツタレント発掘事業で、各種測定データの分析や育成プログラムの策定をともに実施することから、従来の関係をより強化する形で協定を取り交わした。▽施設・設備の相互利用▽必要な共同研究への参画−といった内容を明文化。競技力向上だけにとどまらず、運動栄養学や健康福祉学など、同大の特色ある専門知識の導入も期待する。有効期間は3年間。

 県庁内で協定書に署名調印した山口常夫教育長は「仙台大は国立スポーツ科学センターとの連携協力関係にあり、最新の情報と専門的なノウハウを提供してもらえる。これまでもさまざまな形で協力をいただいてきたが、協定締結でパイプがより太くなる」と期待感を示した。

 朴沢学長は「大学の使命である社会貢献、人材育成の場を与えていただいた。東北で唯一の体育系大学としての資源を提供し、山形県のスポーツ振興に寄与したい」と発言。本県のスポーツタレント発掘事業にチーフアドバイザーとして参画している勝田隆教授は「山形には、地方都市ながら五輪で活躍できるようなトップアスリートを育成できる土壌がある。スポーツタレント発掘事業の内容もユニークで全国の注目を集めており、貴重な学びの場になる」と語り、大学側にも大きな利点があると説明した。

 県教委が大学と協力協定を結ぶのは、山形大地域教育文化学部に続いて2例目。スポーツ分野では初めてとなる。
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