県内ニュース「選抜」の山形中央高、資金集めに苦戦 実行委が協力求める
2010年03月09日 19:15
協賛金の伸び悩みを受けて対策を協議する山形中央高関係者=山形市・同校
同窓会やPTA、野球部OB会、歴代校長らで組織する甲子園出場実行委員会(加藤稔会長)によると、現時点で集まった協賛金は3100万円。同校は1、2年生の全校応援(約560人)を計画しており、帽子やメガホンなどの応援グッズ制作費、主催者から支給される費用では賄えない野球部員の諸経費などを含めると1試合で底を突く可能性があるという。2回戦に勝ち進めば資金不足になるのは明らかで、関係者が「雨で試合が延びるだけで赤字になる」と危惧(きぐ)する厳しさだ。 初出場が決まり、募金活動を開始した直後は順調に集まったが、ここに来て個人、事業所ともに足踏み状態が続いている。深刻な事態を受け、8日夜には同窓会と野球部OB会が会議を開き、対策を協議した。同窓会員に送付した趣意書に2月24日を「第1次締め切り」と記載してあったため、既に受け付けが終了したと誤解している人が多いと考えられることから、各卒業年度の同窓会幹事や野球部OB会幹事を中心に再度、知人らに協力を呼び掛けることにした。山形市近辺の事業所約1000社を手分けして回ることも決めた。 「生徒たちには安心して甲子園に行ってほしい。借金してでもやらなきゃならない」と松田勝彦同窓会長。全般に反応が鈍い中、自ら学校に足を運んで募金してくれる卒業生もおり「甲子園出場は同窓会としてもステップアップのいい機会」と位置付けて今後の募金活動を強化させる意向だ。 協賛金は郵便振替と銀行振り込みのほか、学校の窓口で受け付けている。実行委員会事務局は080(1821)9093。
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