県内ニュース豊富なコラーゲン、ノロゲンゲうまい 酒田で講座
2010年03月10日 08:28
須田剛史さん(左から3人目)の指導を受けてノロゲンゲの調理法を学ぶ伝道師ら=酒田市総合文化センター
今回は伝道師の技術向上とともに、ノロゲンゲの知名度アップへ家庭でもできる調理法を知ってもらう狙い。この日は県内外からスーパーの鮮魚担当者や水産業者などの伝道師ら25人が参加。講師は、ノロゲンゲの会席料理を開発した1人で酒田市内の料理店で総料理長を務める須田剛史さん(35)が務めた。 メニューは天ぷら、コロッケ、吸い物の3種類。 天ぷらは160〜170度の油で揚げておろしショウガと大根おろしを添える。中骨はせんべいにして食べることができる。コロッケはノロゲンゲを蒸して骨を抜き、豆腐と混ぜて油で揚げる。お吸い物は長ネギ、豆腐、ゆずなどを使いしょうゆで味付けした。 参加者は須田さんの包丁さばきなどプロの技を参考に、素早い手つきで次々とさばいた。早速、試食し、「くせがなく、どんな料理にも合いそう」「初めて調理した魚。天ぷらが特においしい」と感想を述べた。今後、スーパーなどで実演を企画する伝道師もおり、事業を推進している県水産課は「これまで注目されなかった魚の新たな魅力が引き出された。庄内の新しい食材として普及させてほしい」と期待を寄せている。 ノロゲンゲは北陸地方や漁師の地元などでは浜の滋養食として知られ、吸い物の具や空揚げ、干物などにして食べる。須田さんは「コラーゲンをたっぷりと含み体にも優しい魚。ぜひ一般家庭にも広めてほしい」などと説明した。
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