県内ニュース東根出身の美術家が岡本太郎特別賞に ながさわさんの銅版画集
2010年03月12日 18:57
特別賞を受けた作品の一部分
ながさわさんは東北楽天の「10人目の選手」を自任し、公式戦144試合とクライマックスシリーズ(CS)6試合すべてを、必ずユニホームを着て“観戦”。衛星放送の中継を見るのがほとんどだったが、5試合は西武ドーム(埼玉県所沢市)に足を運んだ。 毎試合、勝敗のポイントとなったプレーなど9つの場面をピックアップ。決勝打を放った選手や完封のエース、確実にバントを決めた打者などを、フォームや表情の特徴をとらえ、銅版に描き続けた。名物となった、ぼやく野村監督も。 全部でB3判19枚。最後の1枚はCSの試合に、野村監督が楽天、北海道日本ハムファイターズ両軍ナインに胴上げされるシーンを加え、球界を去る名将の後ろ姿の背番号19で最終ページ数を示した。
東北楽天の試合を振り返り、描いた場面を説明するながさわさん(左)=川崎市・岡本太郎美術館
ながさわさんは武蔵野美術大大学院を修了し、大学や専門学校で絵の講師を務めながら創作活動を展開。「野村再生工場と言われ、解雇された選手を復活させる野村監督が大好きで、作品づくりを始めた。楽天のチーム状態と同時に、自分の日々の状態や変化を表現したかった」と話す。 今回の岡本太郎現代芸術賞の応募作品は758点。審査は会場に展示した状態で行われ、22組の作家が入選した。ながさわさんが受けた特別賞は岡本太郎賞、岡本敏子賞に次ぐものとなっている。
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