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白鷹の子育て支援住宅、年度内完成せず 検査院が別件指摘、町が一時中断

2010年03月17日 17:46
事業凍結解除後、急ピッチで建設が進む子育て支援住宅=白鷹町鮎貝
事業凍結解除後、急ピッチで建設が進む子育て支援住宅=白鷹町鮎貝
 白鷹町が国土交通省のまちづくり交付金事業で整備する子育て支援住宅で、同町が住宅の建設工事を一時凍結したため、予定していた年度内の完成が不可能になった。まちづくり交付金事業の別の部分で会計検査院から指摘を受け、整備計画を変更する必要が出た際、町が過剰反応し、直接は関係のない子育て支援住宅の建設をストップさせてしまったためで、入居を期待していた町民には戸惑いが広がっている。

 子育て支援住宅は「鮎貝まちづくり事業」の一環で、子育て世代向けに家賃を安く抑えた住宅6棟を新たに建設するもの。去年12月に着工し、3月中に完成の予定だった。しかし去年11月に、同じ事業で整備した町文化交流センター「あゆーむ」の整備計画に不適切な部分があったと会計検査院から指摘を受け、計画変更が必要になった。

 計画変更により国の交付額は約1200万円減ることになったが、町はこの変更で子育て支援住宅部分の建設資金にも影響が出る可能性もあるとして、ことし1月から1カ月余り工事を中断。完成は6月にずれ込むことになった。

 子育て支援住宅は町民の関心も高く、町にはこれまで入居に関し8件の問い合わせがきている。町は計画の遅れについて「ホームページと町広報で、早急に入居希望者に伝えたい」としているが、ともに3月23日になる見込みだという。

 国土交通省は「最終的に計画を変更し、交付率が減ることはあり得ること。直すべきところを直して精算すればいいので、直接関係ない事業の凍結はやや反応しすぎ」としている。佐藤誠七町長は「終わったものは仕方がない。完成後に関係者の処分などの対応をしたい」と話している。
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