県内ニュース天童市議会、議長の不信任案提出 下水道工事問題に絡み
2010年03月19日 09:15
天童市が市南部の「王将工業団地」で進めてきた下水道工事(約340メートル)に絡み、昨年6月に行われた施工主の地権者と行政幹部との話し合いに伊藤護国市議会議長(当時副議長)が同席していた問題で、同市議会第2会派の「政和会」は18日までに、伊藤議長の不信任決議案を提出した。同日開かれた市議会運営委員会で、議員発議として提案されることが確認され、19日の本会議で審議される。
提出したのは政和会の結城義巳議員で、同会の水戸保、後藤和信、山崎諭、浅井健一、松田光也の5議員が賛成者として名を連ねた。 結城議員によると、決議案では「地権者と市幹部との話し合いに影響力のある副議長の立場で同席すること自体問題で、市政治倫理条例に違反する。さらに疑惑に対する明確な説明もなく、市民の不信を招いた。議会の長としての品格と資質に欠けると言わざるを得ない」としている。 19日の市議会本会議で、議長を除く全21議員によって採決が行われる。ただ、可決されても法的な拘束力を持たないため、進退についての判断は伊藤議長自らが決めることになる。 一方、この問題に絡み、「議会の混乱と市民の不信を招いた」などとして、山本信治市長は、自らと鈴木周宏副市長の減給を盛り込んだ条例案を提案。山本市長を減給40%1カ月、鈴木副市長を減給10%1カ月とし、同じく19日に審議される。減額により山本市長の給与は56万4000円、鈴木副市長は63万4500円となる。また、一部議員が模索した同問題に関する百条委員会の設置については、18日に開かれた各派代表者会で審議した結果、議案として提案することは見送った。
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