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トイレットペーパー皿代わり… 学童クラブの衛生面改善を長井市に要望

2010年03月19日 11:16
内谷重治市長(左)に学童クラブの改善を申し入れる保護者ら=17日、長井市役所
内谷重治市長(左)に学童クラブの改善を申し入れる保護者ら=17日、長井市役所
 長井市内の学童クラブを利用している児童の保護者らが、保育時間の延長などを市に申し入れ、その中でトイレットペーパーを皿代わりにしておやつを出すなど、不衛生な実態の改善を訴えた。市は18日、学童クラブを開設している児童センターの園長を集め実態を調査、改善を指導した。

 申し入れたのは長井市学童父母の会(吉田洋介会長)。保護者や児童ら9人が17日、市役所を訪れ、内谷重治市長に(1)学童保育時間の改善(2)新1年生の4月1日からの学童保育開始(3)学童クラブ内での衛生面・安全面の強化(4)きょうだい2人目以降の学童費の割引−を盛り込んだ要望書を手渡した。

 この中で保護者の1人が、学童保育中に出されるおやつについて「トイレットペーパーをちぎったものを皿代わりにし、足りないときはトイレから持ってこさせることもあった。児童センターのイベントで出された芋煮やカレーの残りが出たこともある。スプーンもないため子どもに持たせたら、それを使い回すよう言われた」と訴えた。

 話を聞いた内谷市長は驚いた様子で「トイレットペーパーもひどいが、残りものを食べさせるなど衛生以前の問題で、即刻やめさせる。安全面を含め全部点検したい」と述べ、その他の要望事項についても「市内の民間(学童保育)業者利用への支援も含め、可能なら補正予算を組んで対応したい」と答えた。

 市福祉事務所は18日、急きょ学童クラブが利用している児童センターの園長を呼び、実態を聞いた。その結果、トイレットペーパーを使ったことがあるのは1施設だけだったが、ティッシュを代用している施設はほかにもあったため、今後は使い捨ての紙皿などを使用し、おやつは市販の菓子などを出すよう指導したという。

 長井市内の公設学童クラブは現在、伊佐沢地区を除く5地区にあり、3月1日現在で小学1〜6年生154人が利用している。
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