県内ニュース今夏参院選、戦いの構図固まる 岸氏と梅津氏事実上の一騎打ちか
2010年03月21日 14:15
今夏の参院選に向けた自民党県連の党員投票が20日開票された結果、現職の岸宏一氏(69)=金山町金山=が県連の新人公募に名乗りを上げた東京財団研究員の大沼瑞穂氏(31)を下して党公認を得る見通しとなり、県選挙区の構図がほぼ固まった。民主党は新人で元防衛官僚の梅津庸成氏(43)=山形市飯田4丁目=を公認する方針で、現段階で岸、梅津両氏による事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。
参院選県選挙区では、共産党県委員会が昨年12月、副委員長の太田俊男氏(56)=寒河江市八鍬=の擁立を決定。太田氏は県内で5万票以上の比例票獲得を目標に運動を展開、集会と街頭演説をこなしている。政治団体の幸福実現党は幸福の科学東北本部広報部長の阿部忠臣氏(35)=山形市江南4丁目=を擁立。現段階で、この4人による選挙戦が想定されている。 新人との決選投票を制した岸氏は、現職としての高い知名度と過去12年の実績を訴え、3選を目指す。新庄・最上を強固な地盤とするほか、経済界、出身の県町村会、関係の深い農業団体など幅広い層に支えられるが、昨年1月の知事選での行動をめぐって自民には依然として岸氏に批判的な意見があり、党内の結束を図ることが課題となる。 自民党県連は29日、選対特別委員と支部長・幹事長による会議を開催し、今回の決選投票の結果を報告した上で、岸氏について党本部に公認申請することを正式決定の見込み。当日は谷垣禎一総裁が来県し、会議の終了後に記者会見する予定。 政権交代後、与党として初の国政選挙に臨む民主党県連は今月8日、梅津氏の擁立を決定した。党本部に公認を申請しており、今月末にも決定の見通し。出馬表明後は県関係国会議員のミニ集会や後援会役員会に出席するなどの活動を続けている。知名度不足の克服を課題とし、今後は一般有権者と接する機会をつくって名前と顔を売る方針。22日は国会議員の街頭キャラバンに同行する。 社民党県連は1月下旬、参院選に向けた選対委員会を設置し民主党県連、連合山形との連携を視野に党勢拡大を図る方針を確認した。民主の候補者擁立を踏まえ、30日に次回会合を開く。 ■参院選県選挙区の立候補予定者 岸 宏一(69) 自民現 梅津 庸成(43) 民主新 太田 俊男(56) 共産新 阿部 忠臣(35) 諸派新 (敬称略。岸氏は公認申請の見込み、梅津氏は公認申請中) [案内]春の人事異動、ケータイで確認
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