県内ニュース

県内全69店に「認知症サポーター」 山形銀が行員養成へ

2010年06月23日 11:53
認知症サポーター養成講座の開催に向け、打ち合わせを行う山形銀行の担当者たち=山形市・山形銀行本店
認知症サポーター養成講座の開催に向け、打ち合わせを行う山形銀行の担当者たち=山形市・山形銀行本店
 山形銀行は、認知症の患者やその家族が安心して店舗を利用できるようにするため、今月末から「認知症サポーター」としての行員養成をスタートさせる。9月中旬までに県内全69店に1人ずつサポーターを配置する予定で、全行的な取り組みとしては県内金融機関で初めてとなる。

 「認知症サポーター」は、認知症の正しい知識を身に付けて患者やその家族を支えるボランティアで、養成講座を受講すれば誰でもなれる。2005年4月から国が認知症の正しい理解の普及啓発キャンペーンを展開。その一環として、14年度末までの10年間に400万人のサポーター養成を目標に掲げ、全国的な取り組みを進めている。今年3月末時点での認知症サポーター養成数は全国で170万9924人、県内では1万8601人となっている。

 山形銀行もこうした取り組みに賛同。店舗窓口で認知症患者やその家族に接する機会も多いことから、行員を対象に養成講座を開催し、患者への接し方や症状についての知識を身に付けてもらうことにした。

 まずは、今月29日に本部担当者約20人を集め、専門の研修を受けた「キャラバン・メイト」と呼ばれるボランティア講師を招き、90分の講座を開く。さらに、9月には県内全69店の営業課長を対象に同様の研修を行い、サポーターを養成。全店舗に配置し、顧客サービスの向上と地域貢献に結び付ける。同行は「地域密着型金融機関として、認知症の人や家族が安心して暮らせる地域社会づくりに役立ちたい」と話している。
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大
ふるさとだより
山形新聞「お届け電子版」
Twitterはじめました
ニュース特集
山形新聞から
やましんケータイサイトのアクセス方法はこちらから 朝刊連載小説「三人の二代目」 てれナビのご紹介