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尾花沢市長に加藤氏初当選 菅原氏を859票差で振り切る

2010年07月26日 00:04
 任期満了に伴う尾花沢市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、いずれも無所属新人で前県議の加藤国洋氏(63)=中町=が、859票差で前市議の菅原信博氏(59)=上町1丁目=を下し、初当選を果たした。投票率は80.91%で、選挙戦となった前々回(82.38%)を1.47ポイント下回り、同市長選としては過去最低となった。

 加藤氏は、早くから県政報告会と地区ごとの座談会を重ね、県議3期の経験と実績を強調するとともに、国道347号の通年通行実現による産業と観光の振興、雇用創出などを訴えた。自民党を離党、自民系3人と民主系3人の市議から支援を受けた。県議時代からの後援会を生かし、知名度で勝る周辺地区で満遍なく票を集める一方、弱いとされた本町地区でも着実に浸透した。個人演説会では同期の県議が日替わりで応援弁士を務めるなどして人脈をアピール。民主支持層や革新票も幅広く取り込んだ。

 菅原氏は、雇用、福祉・医療、雪対策による人口減少の歯止めなど七つの公約を掲げた。「市民党」として選挙戦に臨み、自民系市議3人が支援した。各地でミニ集会を開き、支援者や親族とともに全域を歩く「草の根選挙」を展開。終盤には出身高校のOB会が応援に動き、公明の一部にも支持を広げたが、地盤の本町地区で伸び悩み、周辺地区では知名度不足が響いた。

 加藤氏は、当選が決まった午後10時過ぎ、事務所に集まった支持者を前に「みなさんに支えられて当選できた。マニフェストで約束した政策を着実に実現し、市民総参加で元気な尾花沢をつくっていきたい」と抱負を述べた。
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