県内ニュース本県の鮭川が2位に 東北の1級河川水質調査
2010年07月29日 19:48
国土交通省が29日公表した2009年の東北地方の1級河川水質調査結果によると、24河川のうち、本県の鮭川が前年から二つ順位を上げ2位、全国165河川の中では順位を一つあげ34位となった。東北で最も水質が悪かったのは本県の須川で、7年連続の最下位。
調査は一定の条件を満たす河川を対象に、河川の水質を示す代表的な指標である生物化学的酸素要求量(BOD)でランク付けした。BODは値が大きいほど水質が汚れていることを示す。対象となった河川は県内では最上川、赤川、鮭川、須川の4河川。東北の1位は7年連続で福島県の荒川、3位は岩手県の胆沢川。 鮭川はBODの年平均値が1リットル当たり0.6ミリグラムで前年より0.1ミリグラム改善した。ここ5年間の推移をみると、鮭川は06年に東北で1位となっており、09年の2位はそれ以降では最高の順位。 赤川は前年同水準の0.7ミリグラムで東北では順位を二つ下げ4位で、全国では22位から44位までランクダウン。最上川は1.2ミリグラムで0.1ミリグラム改善したものの、東北での順位は前年と同じ20位、全国順位は130位から125位にアップした。 須川は1.8ミリグラムから1.5ミリグラムに改善したものの、東北での順位は最下位。全国では154位から149位へ順位が上がった。須川の最下位が続いていることについて同事務所は「要因を特定するのは難しい」とした上で「基準上ではヤマメやイワナが生息できるレベルの水質」としている。 環境ホルモンとして疑いのある物質についての水質調査では、最上川の碁点橋(村山市)で3年連続、国交省が定める重点調査を行う基準濃度を上回った。数値は前年を下回ったが、同事務所は「要因については特定できない」としている。
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