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今秋デビュー「さちわたし」を試食 長井の新品種米

2010年07月30日 12:18
 長井市の農家グループ「さわのはな倶楽部」(遠藤孝太郎代表)が発見した「さわのはな」系の新品種米「さちわたし」が、農林水産省の新品種に登録された。今秋の本格デビューを前に、同市のTASビルで29日、試食会が開かれた。

 「さちわたし」は、「さわのはな」に比べて出穂が遅く、「さわのはな」の欠点とされる乳白粒の発生が少ないことなどから、近年の温暖化傾向の中でも高品質、良食味を発揮するものと期待されている。同倶楽部は2006年までの2年間に「さわのはな」「ササニシキ」「ひとめぼれ」との比較試験を行い、これらの他種と違う特性を確認。07年に公募で名称を決め、農水省に新品種登録を申請していた。

 試食会では、遠藤代表が品種登録までの歩みを説明。訪れた市民は、炊きたての「さちわたし」を口にし、「軟らかいけど一粒一粒がしっかりしている」「香りがよくおいしい」などと感想を語っていた。

 現在、市内の40アールで栽培されており、この秋、3トンが本格デビューの予定。5キロ2750円、10キロ5500円で販売し、置賜地域地場産業センターが予約を受け付けている。
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