県内ニュース寒河江の慈恩寺テーマに絵本制作 商工会青年部、小学校などに贈る
2012年05月31日 12:38
寒河江市商工会青年部が市内の学校などに絵本を寄贈。佐藤洋樹市長に事業を報告した=寒河江市役所
青年部は昨年度から、市の補助金「地域いきいき元気づくり事業」を活用し、子どもたちに寒河江の歴史ある風土を知ってもらい、地元への愛着を深めてほしいと絵本作りに取り組んできた。完成した絵本は、市を代表する古刹(こさつ)慈恩寺に現存する絵馬にまつわる昔話をテーマに選んだ。物語は、武人画家・郷目右京之進貞繁が描いた絵馬の中から馬が飛び出し、村の農作物を食い荒らしてしまうが、村人たちが知恵を出し合い解決するというストーリー。 地元の郷土史研究家らのアドバイスを受けながら、青年部が物語をアレンジ。絵はイラストを専門に学んだ奥山南さん(同市南町)が担当し、絵本から飛び出すような迫力ある馬や登場人物を表情豊かに表現している。制作する中で、江戸時代の農民の服や髪形、食べ物などの描写について、より当時の状況を再現できるよう配慮した。また文章には寒河江らしさも取り入れ、みこしを担ぐ際の「どっこい そいやー!」という威勢の良い掛け声も加えた。 青年部では今月半ば、事業内容を佐藤洋樹市長に報告した。木村部長は「寒河江には素晴らしい財産がたくさんある。知れば知るほど歴史が見えてくる。絵本を見て、自分の住んでいる街に誇りを持ってもらえたら」と話している。 絵本は全34ページで500部発行。市立図書館などにも置いている。希望者には1人1冊限定で計100冊を抽選でプレゼント。申し込みは6月17日まで、ホームページで受け付けている。アドレスはhttp://www.sagae-impulse.com/
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