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本県31社が技術力をPR 宮城セントラル自動車で初の商談会

2012年06月02日 08:18
大勢の来場者らでにぎわった会場。県内企業が技術力を売り込んだ=宮城県大衡村・セントラル自動車
大勢の来場者らでにぎわった会場。県内企業が技術力を売り込んだ=宮城県大衡村・セントラル自動車
 トヨタ自動車が東北での生産体制強化を加速させる中、本県の自動車関連企業が自社技術をPRする展示商談会が1日、宮城県大衡村のセントラル自動車で開かれた。取引拡大や新規参入を目指す31社が参加し、メーカーやサプライヤーの調達担当者らに技術力を売り込んだ。会場にはセントラル自動車の葛原徹社長も訪れ、本県のものづくり力に高い関心を示した。

 セントラル自動車での商談会は今回が初めて。県と県企業振興公社、県自動車産業振興会議が主催した。

 セントラル自動車を含め東北に拠点を持つトヨタ子会社の3社が統合し7月に「トヨタ自動車東日本」が誕生する。小型車の企画から開発、生産まで担う「総合車両メーカー」となる方向で、部品の現地調達は拡大機運が高まっている。

 トヨタは東北にある完成車工場の現地調達率を現在の約4割から8割程度まで引き上げる目標を掲げている。それだけに「取引拡大につなげる大きなチャンスだ」「参入のきっかけにしたい」と意気込む企業は多かった。

 会場にはメーカーやサプライヤーから約260人が来場。参加各社はブースで製造部品やパネルを展示、自社製品を基に、技術力の高さを売り込んだ。トヨタ系と取引のある企業は「自社技術をしっかりとPRし東北での拠点化の流れに乗りたい」と語る。一方で、「技術を生かせる部分はあるはず」と抜き型を手掛ける企業は自動車分野での取引を目指して参加した。

 来場者の1人は「取引の可能性のある技術や提案は多い」と評する。ただコストなどの要求はシビアな面もあり、製品の低コスト化に向けた工法を提案した企業は「関心を持ってもらったが、もっと無駄を省く努力は必要だと感じた」。ラベルメーカーも「参入の余地はありそうだが、コスト面で勝負できるかが課題」と話していた。

 高橋節副知事と各ブースを巡った葛原社長は「山形の企業の技術力の高さにびっくりしている」とし「より多くの情報を上げてもらいながら、互いの発展のために良好な関係を築いていきたい」と話した。

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