県内ニュース往年の名車を甦らせよう 長井工業高生徒、10月お披露目へ
2012年06月09日 09:51
再生させる車と「対面」した長井工高生=長井市緑町
「往年の名車『ダイハツ コンパーノ スパイダー』をみんなで甦(よみがえ)らせよう」と銘打った事業。同市高野町2丁目ですし店を経営する飯沢徹さん(60)が企画。事業費の一部は、長井まちづくり基金から助成を受ける。 飯沢さんは2年ほど前、1968(昭和43)年型の同車を70万円で購入。その希少性から流通パーツが少なく、修復が困難とされているが、産業界との連携作業は地元高校生の技術力向上につながるだけでなく、よみがえったクラシックカーは長井の観光資源にもなるはず、と長井工高に参加を打診した。 作業に当たるのは機械システム科3年の「自動車研究班」の8人。生徒たちは先日、市内の自動車指定工場に運ばれてきた車と「対面」した。 赤いボディー、4人乗りの1000ccでエンジン音はトラクターのよう。生徒には、ほろ、シート、木目のパネルなどを直してもらう考えだが、プロの整備士や教師らで今後、作業の行程や役割などを検討していくという。 9月までの約4カ月で作業を完了させ、ナンバープレートも取得。文化祭で披露した後は、10月に高畠町で開かれる予定の「クラシックカーレビューIN高畠2012」への参加を目指す。来年7月の長井おどり大パレードでは先導車として使ってもらったり、市内外のイベントなどへの展示貸し出しを行うことも計画されている。 「ものづくりを通してマチの活性化に協力できれば」と飯沢さん。今井大地君は「完璧には直せないかも知れないが、完成したら乗ってみたい」、江口征志君は「貴重な機会をいただいた。みんなで相談、協力しながら再生させたい」と話していた。
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