県内ニュース【高校野球】シード8校紹介(3) Cブロック
2012年07月10日 08:45
■第4シード・山本学園 上位校撃破、台風の目に
春に打率4割をマークした山本学園の逸見祐介
今季は打撃力と機動力を生かした攻撃的なプレーを前面に打ち出す。速い始動と鋭いスイングを求めて徹底した打撃練習が実り、春は4戦中3戦で二桁安打。チーム打率は春4強で2位の3割2分8厘で、盗塁9は最多だ。 対戦相手に合わせて大幅に打順を組み替え、春は対応力で勝負した。打線は大砲不在で小粒な印象も否めないが、打率4割の逸見祐介ら俊足巧打の打者が並ぶ。「打線に切れ目がなく、どこからでも点が取れる」と主将高麗辺翼。犠打やエンドランの精度を上げれば、得点力もぐっと上昇する。 上手投げの中村聖俊、横手投げの伊藤大雅と稲村拓朗の3右腕がある程度計算できるのも強みの1つ。攻撃的な印象があるものの、春は4戦で失策3。歴代チームで受け継いできた堅守も健在だ。夏に県の頂点をうかがうには、ヒーローの登場が必要になるだろう。 ■第8シード・山形南 中軸の豪快な打撃注目
高い身体能力を持ち、投打でチームの中心となる山形南・大城翔太郎
8強に入った春の県大会は、2試合いずれも2桁安打を記録した。その打線の中軸が左打者の大城と保科で、ともにパワーと打撃センスに加え、50メートルを6秒台前半で駆ける走力を持つ。右打者の大類一輝も成長株。県大会と村山地区予選では好機でしぶとく安打を放ち、打率は5割を超えた。 投手陣は140キロ近い速球を誇る本格派右腕の大城に加え、直球とスライダーの制球力を上げてきた森谷孝平、巧みな緩急で打者のタイミングをずらす奥山航の両左腕がスタンバイ。タイプの違う3人で相手打線を封じたい。 春は、守備では中継の乱れなどで傷口を広げ、攻撃では強攻策が裏目に出て併殺を喫する場面も目立った。「打つだけでは強い相手に勝てない。小技を確実に決め、失策をなくす」と主将の安部晃史郎。豪快な打撃と細かなプレーがかみ合えば、優勝争いも見えてくる。
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