県内ニュース酒田にも地下水位制御システム
2012年07月18日 19:19
重機で掘った溝に水位制御器や幹線パイプを施工する作業員=酒田市千代田
同システムは、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、茨城県つくば市)とパディ研究所(宮城県登米市)が開発した。地下排水と地下かんがいの機能を併せ持ち、作物への湿害や干ばつ被害が軽減できるほか、生育状況に合わせて地下水位を調整できるため、品質向上や収量増加も期待できるという。 従来の排水施設は土を掘り起こして管を施工していたが、FOEASでは特殊な装置を取り付けた建設機械で土を切り裂き、管と疎水材のもみ殻を投入する。1工程でできるため、低コストなのが特徴。2006年に農林水産大臣賞を受賞した。 実証圃場は広さ約30アール。新システム導入で水田と畑のブロックローテーションなどが可能となるという。工事は20日まで。JA庄内みどりはベビー白菜やキャベツ、長ネギなどの栽培試験を行う予定という。 システム開発者の一人で農研機構の藤森新作さんによると、工費は10アール当たり15万円程度で、従来の排水施設よりも安価。既に全国で110地区、約4300ヘクタールの採用実績がある。 ●…寇のカンムリがクサカンムリ
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