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底引き網漁不漁で対策検討会議 酒田・海底耕運など提案

2012年07月25日 10:18
 県沖で底引き網漁の漁獲量が低迷している問題で、不漁に関する対策検討会議が24日、酒田市の県酒田海洋センターで開かれた。原因とされる海底の泥は減っているが、今後も同様の事態が生じかねないとし、県側は漁業者の協力を得て海底耕運を行うことなどを提案した。

 県漁業協同組合や県機船底曳網漁業協議会などから約20人が出席した。県庄内総合支庁水産課、県水産試験場が漁場環境の現状などを報告。7月17日に行った調査の結果、4~5月の調査時と比べ、泥は大幅に減少しているとした。

 泥流入の原因では、豪雪による大量の雪代のほか、4月の「爆弾低気圧」通過による潮位上昇に伴い沈降する海流が生じ、沿岸でかくはんされた泥が沖合に流れ込んだ-との考え方を紹介。温かい海水が海底に流入したことで生物にストレスを与え、不漁となった可能性があるとも指摘した。

 底引き網漁が再開する9月までに状況は改善するとみられるが、県側は同様のケースが生じた場合に漁業者と協力して海底耕運を行うことを提案。海底の堆積物をかくはんする作業で、同漁業協議会は「前向きに検討したい」とした。

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