県内ニュース江口選手「先生に恩返しできた」 高校総体・110障害V
2012年08月03日 10:46
全国高校総体の陸上男子110メートル障害で、今大会県勢初となる優勝を果たした江口悠貴選手(九里学園)。表彰台の上で、掲揚された校旗を見つめる=新潟市・東北電力ビッグスワンスタジアム
江口選手は米沢三中3年時に出場した新潟国体(2009年)で準優勝するなど早くから才能が開花。ハードル選手の指導で実績のある九里学園に入学したが、当初はハードルの高さの違いやけがなどに悩まされた。 千葉国体(10年)で優勝を果たしたものの、昨夏の全国高校総体では2年連続となる準決勝敗退。これが一つの契機になったと本田恒一コーチは指摘する。「自分の弱さを受け入れ、弱点を直そうとして懸命になった。ようやく指導者と一体になれた」。110メートル障害だけでなく、400メートル障害、1600メートルリレーと精力的に練習をこなし、体力だけでなく精神的なタフさも身につけた。 この日の決勝は、巧みなハードリングで加速し、最終盤に逆転。「前半の出遅れはあったが、あの子らしい攻めの走りをしてくれた。人間的に成長し、頑張りが実を結んだ」と本田米子顧問。心身のケアに当たってきた原田隆弘教諭は「2台目(のハードル)以降に加速する“武器”を生かしてくれた」と、江口選手の活躍を手放しで喜んだ。
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