県内ニュース自立分散型社会めざして研究 山形大創生研シンポ、3部門の概要紹介
2012年08月09日 13:56
自立分散型社会の構築に向けた研究概要を紹介したシンポジウム=山形市・山形国際ホテル
研究所には社会創生、産業構造、食料生産の3部門を設け、各部門に10~15人の教員を配置している。研究は基本的に部門ごとにテーマを設けて進めるが、連携もあり得る。 モデル地域は主に(1)真室川町、戸沢村を中心とした最上地域(2)上山市を中心とした村山地域。(1)では真室川町で水稲資源を活用した畜産の総合的な産業化を目指す他、最上地域全域で新たな医療福祉モデルを創出する。(2)では上山市で里山に自生し、まだ活用されていない植物を活用し、資源循環型の食料生産システムを創出するなどする。 さらに、産業構造部門は県全域をフィールドに行う。山形大が持つ有機エレクトロニクス技術や、熱・電力エネルギーの効率化を図る技術などを活用し、スマートハウスの実証実験などに取り組む。 同研究所は今年1月開設された。人口減少、高齢化など東北の多くの地域が直面する課題に対応するために不可欠な自立分散型社会システムの構築を目指す。シンポジウムの冒頭、結城章夫学長が「東北の復興、新生のために東北が抱える課題を研究し、方向性を示したい」とあいさつした。
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