県内ニュース肘折の崩落道路の復旧工事始まる
2012年08月11日 20:14
約3カ月かけて掘削し完成した銅山川の仮排水路(下流から上流を望む)=大蔵村
県によると、ループ型の桟道橋は全長240メートル。長さ30~40メートルの鋼管(直径60センチ)約145本を使って建設する。S字カーブ区間を3カ所設け、幅員が6~8.25メートル。途中に待避所(長さ20メートル)1カ所を設け、大型車両同士が擦れ違うことができるようにする。12月中に開通し来年には完成予定。総事業費は約9億円。 一方、一時銅山川がせき止められたことを受け、県は河道閉塞(へいそく)対策として5月中旬から崩落現場の左岸に仮排水路を掘削、先月末に完了した。全長110メートル、幅5~10メートル、深さ2.5メートル。増水した場合、温泉街は浸水する危険性がなくなり、県は右岸約300メートルに積んだ約1800個の土のうを撤去する。 着工式に住民ら約80人が出席し、工事の安全を祈った。あいさつした吉村知事は「懸案の仮排水路が完成し、積んだ土のうを撤去する。撤去イコール安全だ」とし、肘折温泉の安全宣言を行った。須藤修一肘折地区代表は「降雪前の一日も早い開通を願っている。肘折温泉の安全宣言は前から切望しており、知事の宣言は本当にありがたい。肘折復活につなげていきたい」と期待を寄せた。
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