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【モンテ】空砲19発、呼吸合わず横浜Cに0-1

2012年08月13日 08:58
〈山形―横浜C〉黒星を喫し、うなだれる山形イレブン=天童市・NDソフトスタジアム山形
〈山形―横浜C〉黒星を喫し、うなだれる山形イレブン=天童市・NDソフトスタジアム山形
 サッカーJ2は第28節の12日、各地で11試合を行った。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で横浜Cと戦い、0-1で敗れた。通算成績は13勝6敗9分けで、勝ち点は48。順位は前節と同じ7位。

 前半は決定機を生かし切れず、0-0で折り返した。後半は山形が主導権を握り、細かなパスワークで相手の守備網を崩したが、フィニッシュの精度を欠きゴールを割ることはできなかった。後半10分にセットプレーから許した先制ゴールが、相手の決勝点となってしまった。

 山形は次節の19日、松山市のニンジニアスタジアムで愛媛と戦う。

 12日のほかの試合では、甲府が水戸を1-0で下し、勝ち点56に伸ばして首位を守った。東京Vが京都に0-1で敗れ、福岡に勝った湘南とともに3チームが同52で並んだ。

 【評】攻守ともに内容は横浜Cを上回ったが、決定機を生かせず痛い黒星を喫した。新加入のMFブランキーニョを起点としながら、サイドチェンジやスルーパスなどバリエーション豊かな攻撃を見せた。一方守備では、警戒していた相手の高さにセットプレーでやられた。相手の堅守にも阻まれ、流れに乗り切れなかった。

圧倒しながら無得点
 負けた感じがしない。多くの選手が試合後、そうこぼしたように、終始主導権を握った展開だった。それでも、最後まで敵陣のゴールネットが揺れることはなかった。新加入のMFブランキーニョは「ゴール前での落ち着き、気迫が足りなかった」とうつむいた。

鋭いドリブルでボールを運ぶMFブランキーニョ
鋭いドリブルでボールを運ぶMFブランキーニョ
 「9割は自分たちのゲーム」(ブランキーニョ)。決定機の数なら山形が圧倒していた。前後半のシュート総数は山形19本、横浜C3本。ただ、ゴール前への飛び込み、球際での競り合いで、わずかにタイミング、呼吸がずれていたように思える。「(ボールや相手に対して)1歩、1センチ、1ミリ(の単位)で体を動かした」(山口素弘横浜C監督)。それが崩しきれなかった要因だろう。

 敗れはしたが、新加入のブランキーニョが攻撃のアクセントとなった。前半33分にはMF宮阪政樹とのパス交換からシュート、後半28分にもクロスバーに嫌われたもののゴール前に顔を出し豪快なシュートを浴びせた。奥野僚右監督も「チャンスを多くつくってくれた」と手応えを感じた様子だった。

 黒星を喫しても、決して悲観するような内容ではない。後ろからしっかりと攻撃を組み立ててボールを保持し、中盤での連係も深みを増した。ただ、後半10分、FKから与えた失点が最後まで響いてしまった。「あと一歩。決定的な場面で決められるか、相手の攻撃に対しより体を張ってピンチの芽を摘めるかが重要になる」とDF小林亮。上位争いに食らい付くためには、その「あと一歩」を突き詰めていく作業が必要になる。

悔しい思い
 ▽奥野僚右監督の話 悔しい思い。攻撃のつくりの部分では、いい形を継続できたと思う。今後、順位を上げていくためのステップが必要となる。サポーターの声援を血肉にして戦っていきたい。(CK、FKをMFブランキーニョが蹴ったのは)選手たちの自主性に委ねた。

モンテ 選手ひと言
 ▽FW中島裕希 一方的に押していた展開。シュートの意識も高かったが、チャンスを生かせなかった。

 ▽MF永田亮太 (MFブランキーニョとの連係について)ブランキーニョはボールをキープできるので、そこを意識してプレーした。勝さん(MF秋葉勝)とも(ポジションを)入れ替わりながらできた。

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