県内ニュース1年長谷川(鶴岡工)、鮮烈デビュー 全国高校総体・女子400自で大会新V
2012年08月18日 07:45
〈競泳女子400メートル自由形決勝〉自己ベストを3秒近く縮め、大会新記録で頂点に立った長谷川鼓(鶴岡工)=新潟県長岡市・ダイエープロビスフェニックスプール
力強く、先頭譲らず 力強いストロークで終始、先頭を譲らなかった。自己ベストを3秒近く縮め、大会記録を塗り替える4分12秒42で女子400メートル自由形決勝を制した長谷川鼓(鶴岡工)。1年生の優勝と好タイムに会場がどよめく中、「順位は関係ない。自分の記録を更新できてうれしい」と誇り、表彰台の真ん中で笑顔がひときわ輝いた。 活躍の予感はあった。昨年の全国中学大会の同種目覇者は今春、日本選手権やジャパンオープンなど高いレベルの争いを経験しながら練習で自らを追い込んできた。7月の東北高校選手権で東北新記録となる自己ベスト4分15秒35をマーク。前半を積極的に攻め、後半に粘る泳ぎで他の選手を寄せ付けず、大舞台に向け調子を上げていた。 この日の予選前は緊張していたという。大会プログラムに記されたランキング(地区大会のタイムによる)でトップにランクされていたが、他の選手の実力を測りかねて不安になった。それでも4分16秒05でトップ通過。後半にペースが落ちたものの「まずまずの泳ぎができた」と気持ちは落ち着いた。 迎えた決勝。スタート後すぐに先頭に立つと、わずかな差で迫る隣のコースの選手が見え「このリードを保とう」と目安にした。前半の200メートルは予選より約1秒遅かったが、後半のスタミナは十分残っていた。「勝負どころ」と強調する200~300メートルでスピードを保ち、残り50メートルでさらにピッチを上げる。追いすがる上級生との差は最後まで縮まらなかった。 「無駄な力が入らず楽に泳げたのがよかった」と達成感に浸った長谷川。きょう18日には東北記録を持つ200メートル自由形に出場する。「200メートルの方が好きな種目。最初から飛ばしてまた自己ベスト(2分1秒21)を塗り替えたい」。中学時代に続き“全国区”となった本県競泳界のホープが、2冠達成の雰囲気を十分に漂わせた。
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