県内ニュース東根で雪室の見学や貯蔵品試食 夏の収穫祭
2012年08月19日 12:47
「冷たーい!」。雪室の中で歓声を上げる子どもたち=東根市蟹沢
雪室は、かつて大地主だった安部家のサクランボ畑の地下にあり、床や壁をコンクリートで固めて造られた。長く使われていなかったが、地元の地域おこしグループ「ふきのとう」(安達正之会長)が市の補助金を活用して改修。雪を入れた室内に3月から青果物、酒などを貯蔵していた。 8月1日までの室温は零度近くに保たれ、中に入れた雪が7割ほど残るなど高い貯蔵機能が確認された。気温32度だったこの日も、入り口のふたを開けた状態にもかかわらず、室温は8度。地元の小田島小6年阿部楓さん(11)は「クーラーより涼しい。雪室ってすごい」と感心していた。 近くの中央北斗公民館ではアイスクリーム作りなどの体験学習、貯蔵していたジャガイモ、ハクサイなどの試食が行われた。青果物には長期貯蔵による傷みもみられたが、食べられる部分をゆでるなどして振る舞い、来場者から「しっかりした歯応え。甘みもある」との声が聞かれた。安達会長は「関係機関と相談し、貯蔵方法を改善する。球根も貯蔵し、春の花を夏に咲かせたい」と話していた。
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