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山形大への重粒子線施設誘致、東北挙げ後押し 協議会発足
2012年08月21日 09:39
山形大が同大医学部への導入を目指す重粒子線がん治療施設の整備を後押しするため、東北の経済界、行政機関などで組織する「山形大重粒子線がん治療施設設置推進協議会」が設立され、初会合が20日、山形市の同大小白川キャンパスで開かれた。北海道、東北地区で唯一となる同施設を県内に誘致するため、東北を挙げたプロジェクトとして展開することを確認した。
協議会は東北経済産業局、東北経済連合会、県、県医師会など14機関、団体で構成。議長に就いた結城章夫山形大学長は「重粒子線がん治療は体への負担が少ない最先端技術。東北のイノベーションに向けた取り組みとするため、広く意見を頂きたい」とあいさつし、国民が等しく高度がん治療を受けるため、東北に施設を誘致する必要性を強調した。
会議は非公開で行われ、終了後に取材に応じた嘉山孝正施設設置準備室長は「約10年前から実施計画、人材育成を進めている。準備が最も整った山形大に施設を誘致することで賛同が得られた」と述べ、東北経済連合会が国に提出した2013年度政府予算に関する要望にも、山形大への重粒子線施設設置が盛り込まれたことを紹介。約150億円とされる資金の調達については「さまざまな資金ルートについて協議会でも議論するが、国からの予算確保が前提。本年度内に予算措置の可否が出される」と話した。
協議会は年3~4回開催し▽人材育成▽患者の確保▽地域住民と医療界の理解▽資金調達-などの課題について意見交換する。
山形大重粒子線がん治療施設設置推進協議会を構成する学外の機関・団体とメンバーは次の通り。
東北経済産業局(山田尚義局長)東北厚生局(藤木則夫局長)山形県(高橋節副知事)山形市(滝井潤副市長)東北経済連合会(宇部文雄副会長)県商工会議所連合会(清野伸昭会長)県経営者協会(黒沢洋介会長)県医師会(有海躬行会長)日本政策投資銀行(海津尚夫東北支店長)山形銀行(三浦新一郎常務)荘内銀行(鈴木布佐人常務山形営業部長)脳神経疾患研究所(渡辺一夫理事長)日本医療機器販売業協会(浅若博敬常任理事)東北大(伊藤貞嘉理事)
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