県内ニュース本県の最低賃金、7円上げ654円 山形地方審議会が答申
2012年08月28日 10:48
本県の最低賃金を7円引き上げ、時給654円とすることを答申する山形地方最低賃金審議会の山上朗会長(左)=山形市・山形労働局
同審議会は7月10日に角元局長から諮問を受け、専門部会で5回にわたり審議を重ねてきた。この中で労働者側は▽政府の「雇用戦略対話」で早期に全国の最低賃金を800円とすると政労使で合意している▽非正規労働者が大黒柱の家庭が増加し、生活できる水準としての最低賃金を早急に確立することが不可欠▽最近の本県経済指標は回復傾向にある-などの理由で大幅な引き上げを主張。一方、使用者側は▽戦略対話での合意は経済成長が前提▽経済状況の先行きは不透明▽本県を含むエリアの賃金上昇率はプラス0.3%と微増-などとして大幅引き上げの状況にないと主張した。 一致点を見いだすのが困難だったため、公益委員が、全国の審議状況では目安額以上の結審が多いことや本県を含むエリアの多くが7円引き上げていることなどを勘案し「引き上げ額を7円とするのが妥当」との見解を提示。専門部会として採決の結果、賛成が過半数となった。 この日の審議会では、同専門部会の審議結果報告を受けて採決、答申した。 過去5年間の引き上げ額は07年が7円、08年が9円、09年が2円、10年が14円、11年が2円。異議申し立ては9月11日まで。 東北の各審議会が答申した引き上げ額は宮城が10円(改正後の最低賃金685円)、いずれも本県と同じエリアに含まれる岩手が8円(653円)、青森、秋田が7円(654円)、福島が6円(664円)。
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