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シャインマスカット、生産拡大へ 県と全農山形が来年度目標

2016年01月29日 11:44
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 県などが産地化によるブランド確立を目指している大粒種のブドウ「シャインマスカット」の来年度の生産と出荷について、県は28日、貯蔵品による長期出荷を目指し、栽培面積を150ヘクタールに拡大し、生産量も1200トンとする目標を掲げた。現状は系統外の出荷が多いものの、来季はJA全農山形による系統出荷の販売数量目標を100トンに設定。1キロ当たりの単価も1500円を目指すとしている。

 同日、山形市の県自治会館で開かれた第2回ぶどう「シャインマスカット」プロジェクト会議で県と全農山形が明らかにした。シャインマスカットは皮ごと食べられる種なしブドウ。食べやすく、食感や味もいいため、人気が高く、市場価格は高水準で推移している。長野、山梨両県が主産地で、首都圏や関西など4大市場での昨年末の入荷実績では、長野県が47%、山梨県が38%を占めるのに対し、市場出荷量全国4位の本県のシェアは2%にすぎない。

 各産地は市場への系統出荷を増やし、ブランドを確立しているが、県園芸農業推進課によると、本県は生産者が個別に販売しているケースがほとんど。JAなどによる市場への系統出荷は、生産量の1割程度と推計される。市場での「山形産」ブランド確立には系統出荷の量を増やし、品薄になる時期までの継続出荷が必要。このため全農山形は本年度の87トンから来年度は出荷量を100トンに増やす方針だ。最新の冷蔵技術による貯蔵品も活用し、計画的に長期出荷する。

 本年度、県内の栽培面積は14ヘクタール増え96ヘクタールに拡大。同課は来年度目標の150ヘクタールは「現実的には厳しい」としているが、少しでも近付けたい考え。県内ではデラウエアなどの小粒や中粒のブドウ生産が中心だったが、大粒で食べやすいブドウを求める近年の消費動向に対応し、本県が誇る果樹の一つにしようと、収益性の高いシャインマスカットのさらなる生産拡大を図っている。

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