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山形大の「ナスカの地上絵」研究成果を紹介 山形で企画展始まる

2016年02月15日 22:03
ナスカの地上絵に関する写真などを展示している企画展=山形市・文翔館
ナスカの地上絵に関する写真などを展示している企画展=山形市・文翔館
 南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」の解明に挑む山形大人文学部付属ナスカ研究所(所長・北川忠明学部長)の研究成果を紹介する企画展が14日、山形市の文翔館で始まった。写真や映像を通じて世界遺産の魅力をPRし、これらを宅地開発などから保護していく重要性を伝えている。3月13日まで。

 県生涯学習文化財団との共同企画。過去に見つけたハチドリやリャマの地上絵写真など約60点をそろえた。現地では田畑や宅地の開発が進行し、地上絵が破壊される危険性が高まっている。地上絵のすぐ近くまで民家が建っている現状を写真で紹介しているほか、現地で出土した土器の複製品も並べている。

 また、空撮した地上絵を映像にまとめて常時公開。研究の一環で地上絵を3Dプリンターで再現した作品も展示しており、手に取れる大きさで、さまざまな角度からナスカの魅力に触れることができる。

 2004年の研究開始以降、今回のような本格的な展示会は本県では初めて。14日のオープニングセレモニーでは、北川学部長が「地上絵の神秘と研究の最前線を堪能してほしい」と述べた。企画展は入場無料。3月6日は坂井正人教授をはじめ、ナスカ研究に長年携わっているカリフォルニア大のケビン・ボーン教授が講演する。

 山形大は昨年4月、地上絵の情報共有や保護活動を目的にペルー政府と特別協定を締結。そのつながりから企画展に合わせ、エラルド・エスカラ駐日ペルー特命全権大使が来県しており、15日には吉村美栄子知事を表敬訪問し、来年のペルー山形県人会設立100周年式典に招待したいとの考えを伝えた。

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