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加藤清正のよろい再現 鶴岡・丸岡の天沢寺で一般公開

2016年07月25日 11:43
地元住民らにお披露目されたよろい。再現した熱田伸道さんがよろいの特徴や制作方法などを説明した=鶴岡市・天沢寺
地元住民らにお披露目されたよろい。再現した熱田伸道さんがよろいの特徴や制作方法などを説明した=鶴岡市・天沢寺
 鶴岡市ゆかりの戦国武将加藤清正が身に着けたとみられるよろいが専門家の手で再現され、24日、同市丸岡地区の天沢寺(庄司良圓住職)で披露された。清正と嫡男忠広をしのぶ同日の清正公祭(せいしょうこうさい)に合わせて一般公開された。調査を含め、8年かけて制作した名古屋市在住の甲冑(かっちゅう)師、熱田伸道さん(68)は「武将としての誇りを感じる高価なよろい。再現できてうれしい」と語った。

 基となったよろいは1949(昭和24)の発掘調査で、同寺境内に立つ「清正閣」の下から出土した。熱田さんは2008年に庄内藩酒井家のよろいの調査と修復で鶴岡を訪れた際、清正のよろいがあると知り、同寺に立ち寄った。生誕地が名古屋である清正に縁を感じ、再現を申し出た。

 原形をとどめていなかったよろいの各部を手掛かりに、類似の甲冑(かっちゅう)を調べて全体像を推定。試作を重ね、今年6月に完成させた。

 鉄製で胴高32センチ、重さ6.5キロ。熱田さんは「動きやすい作りで、縁の一部を金で塗装していた。量産できるよろいにはない」と話していた。自費で制作し、足軽のよろい2体と陣羽織10着と共に同寺に奉納した。

 清正公祭には関係者ら約170人が出席した。祈とう後、よろいが披露され、熱田さんが特徴や制作工程などを説明した。庄司住職は「時間と労力をかけ、立派に作ってもらった。感謝している」と話した。

 よろいは同寺に展示し常時公開する。

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