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新たな庄内観光、創造 庄交グループ旅行商品開発へ

2016年11月30日 11:40
新たな観光・交流需要を見据えて全面改修されるエスモール鶴岡バスターミナルの完成予想図=庄交ホールディングス提供
新たな観光・交流需要を見据えて全面改修されるエスモール鶴岡バスターミナルの完成予想図=庄交ホールディングス提供
 庄交ホールディングス(庄交HD、鶴岡市、国井英夫社長)が擁する庄交グループは、庄内地域の観光資源を調査・研究し、滞在型観光の商品開発に結び付ける庄交価値創造研究所をあす1日に創設し、インバウンド(海外からの旅行)事業を本格展開する。高速バスの大阪線と仙台空港線を新設し、来年4月に運行開始の予定で、エスモール鶴岡バスターミナルを改修するなど、新たな観光・交流需要に応えていく。

 「研究所」は、出羽三山の精神文化や旧庄内藩の武家文化、豊かな食文化や文学的風土といった庄内地域の観光資源を深掘りし、体験型を基軸とした滞在型観光商品開発のシンクタンク機能を担う。出羽三山神社や致道博物館の関係者など有識者で理事会を構成。旅行代理店やJR、ANA総合研究所などの専門家をアドバイザーに迎える。

 「研究所」は株式会社(資本金500万円)とし、庄交HDの主要傘下企業・庄交コーポレーションの100%子会社。国井氏が理事長に、庄交コーポレーションの長坂紳一専務が社長に就く。調査・研究の成果を庄交トラベル事業部が旅行商品として企画・開発し、販売を手掛けていく。

 庄内交通は高速バスの新規路線の運行に乗り出す。現在、大阪線、仙台空港線の認可に向けて国土交通省に仮申請中。大阪線は南海バスが提携先で、酒田、鶴岡と、京都経由で大阪の梅田、南海なんば高速バスターミナル、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを1日1便で結ぶ。運行中の仙台線のほかに仙台空港線を設け、1日2便で酒田、鶴岡と同空港を直結する。1日2便で運行中の東京線は来年度中の増便を検討している。

 鶴岡市のエスモール鶴岡バスターミナルは12月から全面改修する。待合スペースを拡充、庄交トラベル事業部のチケットカウンターやコーヒーショップ、物販店舗などを一体的に整備し、来年4月に完成の予定。高速バス利用者向けに朝食や入浴サービスを提供するため、東京第一ホテル鶴岡を一部改築して通路で結び、利便性を向上させる。

 国井氏は「庄内地域の観光資源を再発見し、海外からの旅行需要に加え、首都圏や関西圏、仙台方面から新たな観光・交流需要を掘り起こし、地方創生につなげたい」と新たな取り組みの先行きを見据えている。

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