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【モンテ】山岸、J3北九州へ 2014年快進撃の立役者

2017年01月09日 09:36
2016年11月の第40節長崎戦で味方に指示を出すGK山岸範宏=天童市・NDソフトスタジアム山形
2016年11月の第40節長崎戦で味方に指示を出すGK山岸範宏=天童市・NDソフトスタジアム山形
 サッカーJ2・モンテディオ山形のGK山岸範宏(38)が、2017年シーズンにJ3に降格する北九州に、期限付き移籍することが8日分かった。9日にも発表される。

 14年途中にJ1浦和から加わり、山形の中心選手としてJ1昇格に貢献。15年から2シーズンにわたって主将を務めた。

 埼玉県出身。熊谷高(埼玉)、中京大を経て浦和に加入し、06年にはJ1リーグ優勝に貢献した。日本代表に選出された経験もある。

 14年6月に期限付き移籍で山形に加入。完全移籍した15年はJ1で全34試合、16年はJ2で41試合に出場し、ゴールマウスを守り続けた。

38歳、出場にこだわり
 闘将が山形でのプレーに区切りをつける。高いシュートストップ力と、強烈なリーダーシップでけん引し、2014年シーズンのJ1昇格、クラブ初の天皇杯全日本選手権準優勝の立役者となった山岸。特に14年11月の昇格プレーオフ(PO)準決勝の磐田戦、後半ロスタイムに決勝点を奪った劇的なヘディングシュートは、サポーターの記憶に深く刻まれている。

 試合では的確なコーチングとビッグセーブでチームを救い、ミスをした味方を鼓舞し、奮い立たせた。全体練習後は一人黙々と走るなど体のケアを怠らず、メディア対応では相手の目を見て堂々と思いを口にした。「ギシさん」は監督と選手のパイプ役であり、周囲の手本であり、チームを代表する男だった。

 浦和ではJ1優勝を経験するなど栄光を手にしたが、控えに甘んじた時期も。プロの厳しさを身をもって知るからか、山形のFW永藤歩ら若手に対し、練習から厳しい言葉で奮起を促した。「シュートを決めるかどうかで人生が変わる」。永藤が昨季終盤、J2残留を引き寄せる決勝点を奪うと、抱き上げて自分のことのように喜んだ。

 新シーズンに向け、J2愛媛から木山隆之(たかし)新監督を迎えた山形は、愛媛の主力GK児玉剛を獲得。山岸の正GKとしての立場が保障されなくなることは想像に難くない。一方、北九州は17年のJ3降格を受け、GKのレギュラークラスが退団した。38歳にしてなお現役、出場機会にこだわる山岸の誇り高さ、貪欲さが、この移籍から透けて見える。

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