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雪が足りない…イベントピンチ 少雪の県内、気をもむ関係者

2017年01月10日 11:28
やまがた雪フェスティバルの会場となる最上川ふるさと総合公園はまだ地面が見える状態=9日午後2時38分、寒河江市
やまがた雪フェスティバルの会場となる最上川ふるさと総合公園はまだ地面が見える状態=9日午後2時38分、寒河江市
 年が明けてもなお続く少雪に、県内の「雪祭り」関係者が気をもんでいる。

 既に新庄市ではイベント延期が決定。今月下旬から来月には各地で大きな行事が予定されている。今週の天気予報は雪マークが並んでいるが、どれほど積もるのか…。関係者は、なかなか降ってくれない天を仰いでいる。

 JR新庄駅近くの「かむてん公園」では、スノーモービルやバナナボートの乗車体験、チューブスライダー滑りを楽しめる週末の親雪イベント「雪国ワンダーランド」が7日から始まる予定だったが、延期となった。昨年は県内外から約200人が参加し、評判も上々だった。

 新庄市の9日午後5時の積雪は、たった2センチ。担当者は「今年は期間を延長し、倍以上の誘客を狙ったが、雪が足りない」と嘆く。スノーモービルが走行可能になる積雪50、60センチ以上になり次第、オープンする予定だが、めどは立っていない。

 2月11、12日の2日間には恒例の新庄雪まつりが開催される。昨年も雪不足のため、メイン雪像の規模を縮小し、除雪で出た雪を運んだ。主催する新庄青年会議所の辺見孝太設営室長は「新庄では降るときは一気に降る。まとまった降雪に期待したい」と天の恵みを待ち望んでいた。

 米沢市の冬の風物詩「上杉雪灯篭(どうろう)まつり」も来月の同じ日程で開催される。しかし9日午後5時現在、同市の積雪はゼロ。市観光課の担当者は「少雪だった昨年よりも少ない」と危機感を募らせる。昨年は例年約300基並ぶ灯篭を158基に減らし、雪は山岳観光道路「西吾妻スカイバレー」から運んだ。「このままなら今年も雪を運搬せざるを得ない」と頭を悩ませる。

 雪像や雪遊びの体験広場などを設置する第2回「やまがた雪フェスティバル」は2月3~5日、寒河江市の最上川ふるさと総合公園で開かれる。昨年の第1回は雪が少なく一部イベントの中止も余儀なくされたが、16万人超が来場した。「今年は計画通りにいくよう願っている」と実行委員会事務局の担当者。天気予報とにらめっこの日々が続き、「降ってくれると信じているが、やはり心配だ」とこぼす。

 県内有数の豪雪地帯、大蔵村肘折地区でも雪が少ない。9日午後5時現在の積雪は75センチで、平年の半分ほど。今月28日からは肘折幻想雪回廊、2月には地面出し競争、3月にはおおくら雪ものがたりと、イベントが次々に行われる。ただ、村観光協会の木村裕吉会長は「肘折に限ってはどんな状況でも降るから心配ない」と豪雪地の自信をのぞかせている。

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