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2年佐藤(北村山)が連覇 県高校スキー・男子10キロフリー

2017年01月11日 11:43
 第66回全国高校スキー大会の県予選を兼ねた第68回県高校スキー大会は10日、上山市の坊平高原クロスカントリー競技場で距離の男女フリーを行った。男子10キロは2年生の佐藤凌(北村山)が24分46秒2のタイムで2位に24秒差を付け、昨年に続く優勝で2連覇を達成した。女子5キロは同じく2年生の本間夏奈(同)が13分18秒8でトップタイムをマークし29秒差で初優勝した。男子の佐藤、女子の本間とも前日のクラシカルを制しており、2冠に輝いた。

 この日は男女各スタート時点の雪温がマイナス6度前後で、日差しもあり、湿り気味の雪が降った前日と変わって良好なコンディション。実力が発揮しやすい条件だった。

 距離は今後、15日に大蔵村の湯の台スキー場で男女のリレーを行う。

〈距離男子10キロフリー〉昨年に続き頂点に立った佐藤凌(北村山)。今年はクラシカルとの2冠を手にした=上山市・坊平高原クロスカントリー競技場
〈距離男子10キロフリー〉昨年に続き頂点に立った佐藤凌(北村山)。今年はクラシカルとの2冠を手にした=上山市・坊平高原クロスカントリー競技場
ライバルかわし、全国へ意欲
 距離男子10キロフリーを制したのは、昨年に続き佐藤凌(北村山)だった。小柄な体を躍動させてコースを駆け上がり、前日のクラシカル(10キロ)と合わせて2冠も達成。それでも本人は「インターハイ(全国高校大会)で入賞するには、よりレベルの高い滑りをしなければ」。大舞台を見据えて口にした。

 15秒おきに1人ずつスタートする方式。最後の佐藤は15秒前に滑りだした同じ2年生の石山柊平(同)を追った。2人は競い合うライバル。それぞれ「柊平はレベルが高く、勝てばうれしい」(佐藤)、「練習中でも常に意識している」(石山)と話す間柄だ。

 佐藤はフリーを得意とするが、石山も滑走技術が高い。佐藤はなかなか差が詰められず「焦ってスキーに乗れなかった」。ピッチは上げるが思うようにスキーを滑らせられない。それでも徐々に近付き、後半に入ると「行ける」。かわすと最後は石山を引き離してゴールし、タイム差を24秒まで広げた。

 昨年末に北海道であった全日本音威子府大会のフリーでは石山に負けた佐藤。切磋琢磨(せっさたくま)し合うことが互いの成長に役立っていると感じる。インターハイでは2人そろって入賞したいとし、自身の課題を「大きい滑りをすることと、腰が(後ろに)残り推進力が足りなくなるフォームの改善」と話す。ばん回を期すライバルとともに、全国上位へ志を高めた。

〈距離女子5キロフリー〉本間夏奈(北村山)が先行スタートの森百花(同・奥)をかわす。本間はクラシカルに続き栄冠をつかんだ
〈距離女子5キロフリー〉本間夏奈(北村山)が先行スタートの森百花(同・奥)をかわす。本間はクラシカルに続き栄冠をつかんだ
2冠も向上心忘れず
 距離女子5キロフリーは2年生の本間夏奈(北村山)がクラシカルに続き優勝。上りでの力強い滑りで大きなタイム差をつくった。「目標だった2冠はクリアした。(レースの)反省点は次につなげたい」。安堵(あんど)感を漂わせつつも向上心を忘れなかった。

 上りが続くコース前半は、体の動きが鈍く感じ「板を滑らせる意識を高めた」。先行スタートの選手との差を徐々に詰め、3年生のチームメート森百花のすぐ後ろに付けた。そして、下りから上りとなるコーナーに差しかかった場面で「ここしかない」。ストックを強く突き、インコースを選択。森をかわし、その後は競り合いながらゴールまで突き進んだ。

 2種目を制した直後でも「本当は勝負どころだった前半で前を捉えたかった。スロースターターは中学生の時からの課題」。自己採点が厳しいのは、全国高校大会(インターハイ)で入賞をつかみ取るためだ。昨年は調整がうまくいかず、フリーで44位に沈んだ。雪辱を果たすため「レースごとに成長し、(インターハイまで)調子を上げていきたい」と誓った。

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