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新生モンテ、快勝発進 堅守で強敵はね返す

2017年02月27日 08:24
〈京都―山形〉前半35分、MF瀬沼優司がクロスを頭で合わせ、1―0とする=京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
〈京都―山形〉前半35分、MF瀬沼優司がクロスを頭で合わせ、1―0とする=京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
 サッカーJ2は26日、各地で2017年シーズンの開幕戦11試合を行った。モンテディオ山形は京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で京都と戦い、2―1で勝ち、2009年以来8年ぶりとなる開幕戦勝利を飾った。

 山形はスタメンのうち9人が新加入選手。前半35分、MF瀬川和樹の左クロスをMF瀬沼優司が頭で合わせて先制。前半を1―0で折り返した。後半12分にはMF南秀仁がドリブルで敵陣に切れ込み、ペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。MF鈴木雄斗が決め、追加点を奪った。その後は攻め込まれる時間帯が続いたが、DF菅沼駿哉ら3バックを中心にはね返し、終盤に喫した1失点で切り抜けた。

 このほか、J3から昇格した大分はJ1から降格した福岡に2―1で競り勝った。降格組の名古屋は岡山を2―0、湘南は水戸を1―0で下した。

 山形は次節の3月4日、千葉市のフクダ電子アリーナで千葉と戦う。

 【評】山形は試合運びが安定していた。球際の強い当たりでボールを奪い、ボランチのMF本田とMF風間が起点となり、速い攻めを繰り出した。シュート数は4本と少なかったが、少ないチャンスをものにする勝負強さがあった。DF菅沼を中心とした守備はカバリングの意識が高く、失点シーン以外は京都に決定機をつくらせなかった。

【青炎】瀬沼どんぴしゃ理想型
 昨季の最終戦からスタメンは総入れ替え。強敵を相手に、新しい山形が好発進を決めた。縦への速い攻め、少ない決定機を生かす勝負強さ、素早い寄せと球際の強さ。木山隆之(たかし)監督は「選手たちはピッチの中で今できるベストのプレーを出した」。長丁場のリーグ戦の中でも、特に価値のある開幕戦白星をつかみ取った。

 元日本代表のDF田中マルクス闘莉王、昨季山形に在籍したFW大黒将志らを擁する京都を相手に、試合内容でも結果でも勝った。攻めの起点となったのはMF本田拓也とMF風間宏希のダブルボランチ。前半35分、本田が攻撃のスイッチを入れる。自陣でボールを持つと間髪入れずに、左のスペースに持ち味のロングパス。昨季はリーグ戦で1試合の途中出場にとどまったMF瀬川和樹が上げたクロスは、ファーサイドに走り込んだMF瀬沼優司の頭にどんぴしゃ。「イメージ通り。合わせるだけだった」と瀬沼。理想的な形で先制した。

 2点目も自陣左でボールを奪ってからの速攻。巧みに短いパスをつなぎ、FW阪野豊史がキープして相手を引きつけ、風間がMF南秀仁の前のスペースにパス。ドリブルでスピードに乗った南が闘莉王のファウルを誘い、2点目となるPKを獲得した。

 土台となる守備の堅さも際立った。相手が前線に人数を増やした後半終盤に1失点したが、本田は「パワープレー以外は決定機をつくらせなかった。押し込まれても耐えた」。3バックは大黒や闘莉王らの攻めに体を張って対応し、ピンチになりそうな場面では前線の選手が猛然と帰陣。相手の強みを消した。

 木山監督は「今後まとまって戦っていくという決意で試合に臨んだ」。新顔が多いチームに、この勝利が一層の結束と自信をもたらすだろう。主将の本田は「波に乗って勝ち続けたい」。チームが目標とするJ2優勝へと、まずは確かな一歩を踏み出した。

チームとしていろんなこと見える
 木山隆之(たかし)監督の話 開幕戦を取れればチームとしていろんなことが見えると思い、調整してきた。後半の失点はしょうがない。ボランチ2人は特に前半に、ボール奪取、相手をいなすプレーが非常によくできていた。クロスの攻撃をしっかり入れたいと思って(MF瀬川を)起用し、それに応えてくれた。

モンテ、選手ひと言
 ▽MF鈴木雄斗 (PKで追加点)試合展開を考えればあの1点は大きかった。チームのために絶対決めようと思っていた。もっともっとレベルを上げていきたい。

 ▽MF南秀仁 (ドリブルを仕掛けてPKを獲得)1対1だったので思い切っていった。時間帯にもよるが、つなげる時間が増えれば、もう少し自分たちのリズムが出てくると思う。

 ▽MF風間宏希 守備の部分はうまくはまった。木山さんの目指すサッカーはまだまだこんなもんじゃない。勝てたのは良かったので、勢いのまま内容の部分も求めていきたい。

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  • 攻守で安定感のあるプレーを見せた主将のMF本田拓也

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