県内ニュース

山形大が有機ELのベンチャー設立へ 今月、開発や販売へ

2017年04月04日 09:18
事業内容を説明する城戸淳二教授(右)、菰田卓哉産学連携教授=山形市・山形大小白川キャンパス
事業内容を説明する城戸淳二教授(右)、菰田卓哉産学連携教授=山形市・山形大小白川キャンパス
 山形大は3日、有機ELをはじめとする有機半導体材料の開発、販売などを手掛けるベンチャー企業「フラスク」を今月に設立すると発表した。同大が保有する関連特許を生かし、スマートフォンのディスプレーなど各製造メーカーのニーズに合わせた最先端材料を供給する。

 菰田卓哉産学連携教授が社長、城戸淳二教授が最高技術責任者に就き、米沢市の工学部キャンパス内に事務所を構える。社名は化学実験で使う容器・フラスコにちなんでいる。資本金は500万円。同大は科学技術振興機構(JST)によるプロジェクトの採択を受けるなどし、有機エレクトロニクスの国際研究拠点形成を目指す事業を展開。有機半導体の関連材料を開発し、これまで取得してきた特許は100に上る。

 同社は大学が積み重ねてきた技術をフル活用し、関連メーカーと連携して材料を製造する。販売先は有機ELのディスプレーメーカーや照明パネルメーカーなどとし、その収入と国からの補助金によって事業展開する新たなビジネスモデルを構築する計画。

 3日の定例会見で概要を説明した。5年後に200億円の売り上げを目標に掲げ、菰田教授は「有機半導体の材料に関しては、(メーカーが)購入後にいろいろな調整が必要なのが現状。蓄積してきた特許を生かし、本当に欲する性能に注力して開発を進める」と抱負を述べた。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

週1回ふるさとの話題をお届け

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2017年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2017年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から