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自民党県連、試練の船出 若いリーダーで組織再生、ベテラン頼み脱せるか

2017年05月15日 11:20
自民党県連の新執行部と会見に臨む新会長の鈴木憲和衆院議員(中央)=山形市・パレスグランデール
自民党県連の新執行部と会見に臨む新会長の鈴木憲和衆院議員(中央)=山形市・パレスグランデール
 自民党県連は鈴木憲和衆院議員を会長に、新体制を始動させた。昨夏にあった参院選での大敗の痛手が癒えぬまま、今年1月の知事選では独自候補を擁立できず不戦敗に終わった。いち早く組織を立て直し、支持基盤を再び強固にする必要がある。若く、経験が浅いリーダーの下、次期衆院選を見据えた組織再生をどう進めるのか。

 参院選後、惨敗の責任を取るため遠藤利明衆院議員は会長職の辞意を表明した。ただ知事選を控えて慰留を求める声が多く、新体制のスタートは先送りになった。今回の会長交代は、前体制へのけじめ、との見方もできる。若い新会長を周囲がいかに支え、鈴木氏も遠藤氏をはじめ、ベテランの県議らといかに連携を図っていくかが再生の鍵となる。吉村県政に対しては「役に立つものは協力し、そうでないことには意見を述べていく」と、是々非々の姿勢で臨む考えを示した。

 遠藤氏に最高顧問就任を請うた鈴木氏は「日ごろからアドバイスを受けたい」と述べ、幹事長には前総務会長の坂本貴美雄県議を選んだ。前体制の流れも継承しつつ、刷新を図る狙いだ。一方で、「当事者意識を持ち、補佐してもらいたい」と強調し、加藤鮎子衆院議員、大沼瑞穂参院議員を会長代理に据えた。若手国会議員も県連運営に積極関与させる方針だ。

 自民党県連では、国会議員や県議、市町村議員も含めベテラン頼みの面があった。若手が一歩引き、重鎮が主導権を握り続ける構図にも見えた。世代交代に向け、ベテランが後進を育てるのは言うまでもなく、若手はその経験に学びながらも、自らがけん引する意識を持つこと。若手とベテランの一体化。その先に再生の道は見えてくる。
(報道部・秋葉宏介)

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