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洋画、工芸美術、書の秀作一堂に 日展山形会展が開幕

2017年05月17日 20:36
県内の日展入選作家の力作が並ぶ第17回日展山形会展=山形市・山形美術館
県内の日展入選作家の力作が並ぶ第17回日展山形会展=山形市・山形美術館
 第17回日展山形会展(主催・山形新聞、山形放送、日展山形会)が17日、山形市の山形美術館で開幕した。国内最大の公募展「日展」の洋画、工芸美術、書の各部門に入選した県内在住作家30人の入選作や近作約70点が並ぶ。28日まで。
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 洋画は、男たちが激しくぶつかり合う瞬間を切り取った工藤道汪さん(山形市、日展会員)の「ラガーマンの誇り」や、昨年亡くなった武田敏雄さん(東根市)の「蔵王」など20点を展示。工芸美術は5点で、このうち青木邦明さん(山形市、日展会友)の彫鍛金「時風音」はステンレスと表面がさびたコールテン鋼の円柱、三角形のステンレスを組み合わせ、時の流れや風の音を表現している。書は49点。おととし、昨年の2回連続入選した若手の藤井世樹(としき)さん(東根市)の「高青邱詩一節」は、流れるような曲線と、墨をたっぷりと含ませて書いた文字と余白のバランスが特徴だ。

 開展式では、寒河江浩二山形新聞グループ経営会議議長(山形新聞社長)が「異なる部門の作品を一堂に集めて発表することは全国的にも珍しい。多くの県民に作品に接してもらいたい」とあいさつ。植松弘祥日展山形会長は「山形の芸術文化の礎はこの展覧会にかかっているといっても過言ではない。出品者一人一人が心を合わせて頑張っていきたい」と述べた。

県内の日展入選作家の力作が並ぶ第17回日展山形会展=山形市・山形美術館
県内の日展入選作家の力作が並ぶ第17回日展山形会展=山形市・山形美術館
 来賓の佐藤孝弘山形市長は「山形市は今年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)創造都市ネットワークへの加盟を申請する。この展覧会もそれに資するものだと考えている」と祝辞を述べ、若松正俊副知事が「観光振興や地域づくりでも、文化芸術が果たす役割が重要になる」との吉村美栄子知事のメッセージを代読した。若松副知事、佐藤市長、細谷知行県生涯学習文化財団理事長、新野彰県教育次長、大谷駿雄県芸術文化協会長、大久保義彦山形市芸術文化協会長、藤田美和子NHK山形放送局長、寒河江社長、板垣正義山形放送常務総務局長、植松会長、菅野滋山形美術館長がテープカットし、開幕を祝った。

 日展山形会は、日展で入選した県内在住作家が1998年に結成し、現在の会員は洋画、工芸美術、書道の3部門で47人。会場には会員の絵画、色紙などを安価に頒布するチャリティーコーナーも設けられている。期間中、出展作家が交代で作品を解説するギャラリートークもある。

 ギャラリートークの日程は次の通り。

 ▽20日午後2時=洋画▽21日午前11時=書、午後2時=工芸美術▽27日午前11時=洋画、午後2時=書▽28日午前11時=工芸美術

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