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鷹山を題材、初の現代能に挑戦 米沢金剛会、15日に新作公演

2017年07月10日 11:34
本番さながらに謡曲を披露した公開稽古会。スクリーン(左奥)にはせりふに合わせて映像が映し出される=米沢市・伝国の杜エントランスホール能舞台
本番さながらに謡曲を披露した公開稽古会。スクリーン(左奥)にはせりふに合わせて映像が映し出される=米沢市・伝国の杜エントランスホール能舞台
 金剛流能楽の伝承に取り組む米沢金剛会(米沢市、川合重穂会長)が初めて現代能に挑戦する。米沢藩中興の祖・上杉鷹山を題材にした新作で、初めて見る人にも分かりやすいよう場面に応じて映像を映し出す。公演は15日午後1時半から、同市の伝国の杜置賜文化ホールで行われる。

 タイトルはその名も「上杉鷹山」。静岡大名誉教授で国際融合文化学会長の宗片邦義さん(鶴岡市出身)による書き下ろしで、昨年12月に上演を依頼され、米沢金剛会が引き受けた。

 物語は米国人旅行客が米沢を訪れる場面から始まる。道を尋ねられた地元の人が市内の観光名所などを紹介。上杉神社や上杉家廟(びょう)所が登場し、鷹山の名言「なせば成る」や故ジョン・F・ケネディ元米大統領が鷹山を尊敬していたエピソードなどを、節に合わせて説明していく。舞台袖に立てられたスクリーンには、せりふに合わせ映像が投影される仕掛けだ。

 伝国の杜エントランスホールで先月開かれた公開稽古会では、出演者が本番さながらにせりふや節回しを確認。ケネディ元大統領の長女で、2014年9月に同市を訪れたキャロライン・ケネディ前駐日米大使役の今井コレットさん(47)=同市成島町3丁目、アイルランド出身=は、同会から声を掛けられ初舞台を踏む。「ひのき舞台に立てるなんて感激。米沢に来た時を思い出しながら、情感を込めて謡いたい」と意気込む。川合会長は「能を見たことがある人もない人も楽しめる内容だと思う。稽古の成果を存分に発揮したい」と話している。

 入場料は千円(高校生以下無料)。チケットは伝国の杜のほか、文化複合施設「ナセBA」内の市芸術文化協会などで取り扱っている。問い合わせは川合会長0238(23)1866。

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