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外国クルーズ船、湊町酒田挙げ歓待 8月2日に初寄港

2017年07月17日 09:41
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 酒田市の酒田港に来月2日、外国船籍のクルーズ船として初めて「コスタ・ネオロマンチカ」(最大乗客定員1800人)が寄港する。市内では観光案内やイベントなど、歓迎の準備が進行中。来年7月1日と同17日には「ダイヤモンド・プリンセス」(同3286人)の入港も控えており、県内唯一の重要港湾が新たな展開を見せている。

 国や県、市などによる「“プロスパーポートさかた”ポートセールス協議会」の外航クルーズ船誘致部会が中心となって行ってきたセールス活動が実を結んだ。2012~16年度のクルーズ船寄港件数は4~6回で推移し、いずれも国内船。外国船は国内船よりも乗客が多く、経済効果も大きいと見込まれる。同部会は昨年度だけでも十数回、外国船の船会社に酒田港を売り込んでおり、市担当者は「『ダイヤモンド―』の後も、さらなる外国クルーズ船の寄港が期待できる」と自信をのぞかせる。

 「コスタ―」の寄港に向け、地元酒田市では官民が連携して歓迎準備を着々と進める。当日は酒田港古湊(みなと)ふ頭で、山伏によるほら貝吹奏や各種団体のステージなどを実施。市中心部では中町モールにカフェやクラフト店の出店が予定されている。中通り商店街は一部を歩行者天国にし、ワンタンメンなど酒田のラーメンを味わえるラーメンフェスタ、地酒の販売、浜焼きなどが楽しめる。市は市民も集うイベントにすることで、新たな盛り上がりとビジネスチャンスにつなげたい考えだ。

 市民総出の歓待の中心が2月に組織した「酒田交流おもてなし市民会議」。物販・飲食の提供や通訳、ボランティア清掃などで支える。市はマップ制作などで中高生が観光客をもてなす「みんなが観光大使プロジェクト」も実施している。

 一方、関係者からは「どれだけの乗客が市内に来てくれるか、正直分からない事ばかり」と不安の声がちらほら。「コスタ―」の乗客の8~9割が日本人で、外国人観光客が大勢訪れるのは「ダイヤモンド―」からだという事情もある。市職員は「それでも練習ではなく本番だ。今できる100%のことを一生懸命やって、その反省や課題を今後に生かしたい」と話した。

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