県内ニュース医療現場の最前線に触れる 高1対象に医師・看護師体験セミナー
2017年07月17日 18:04
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欠畑誠治教授(左から3人目)の指導で、内視鏡手術の機器を操作する参加者=山形市・山形大医学部
県内医療を担う人材確保を目的に県と同学部が毎年開催しており、7回目。県内各地の公私立高から医師志望者48人、看護師志望者39人が参加した。 このうち医師向けのプログラムでは、同学部耳鼻咽喉・頭頸部(とうけいぶ)外科学講座の欠畑誠治教授らを講師に、医療機器を操作する時間が設けられた。内視鏡手術をはじめ、胃を切除する際に用いられる機器などが用意され、生徒たちが医療の最先端技術に触れた。山形北高1年斎藤未来未(あすみ)さん(15)は「将来の夢をかなえるヒントを得られた気がする。これから勉強していくモチベーションが上がった」と話していた。 看護師志望者は、がん化学療法における看護について学んだ。医師、看護師向けの合同プログラムもあり、心肺蘇生法、自動体外式除細動器(AED)の操作などを体験した。
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