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【南東北IH】闘志たぎらせ、いざ本番 総合開会式・補助役高校生も活躍

2017年07月29日 08:56
 本県など南東北3県が主会場の全国高校総体夏季大会「南東北インターハイ(IH)」は28日、天童市の県総合運動公園総合体育館で総合開会式を行った。本県選手団は堂々の入場行進を見せ、全国の精鋭と競い合う本番に向け闘志をたぎらせた。式典運営では競技関係以外の高校生も補助役として活躍した。

選手宣誓する佐藤俊平(左、庄内総合)と中野沙羅(鶴岡東)=天童市・県総合運動公園総合体育館
選手宣誓する佐藤俊平(左、庄内総合)と中野沙羅(鶴岡東)=天童市・県総合運動公園総合体育館
 開会式に参加した本県選手団は選手、本部役員合わせて約30人。そろいのオレンジ色のポロシャツ姿で入場し、緑色の小旗を振って大声援に応えた。式典前には会場近くで現地結団式を行い、気勢を上げた。式典では多くの高校生が音楽やアナウンス、選手の誘導係などを担当。盛り上げに一役買い、進行をサポートした。

 大会は8月20日まで。本県選手団は監督や本部役員らも含め860人で、カヌーや陸上を中心に好成績が期待される。県高校体育連盟が定める入賞目標数は40~47。

【選手宣誓】息合わせ「全力で競技」
 ○…選手代表宣誓を担当した庄内総合3年の佐藤俊平(陸上)と、鶴岡東3年の中野沙羅(ソフトボール)は「粘り強く、最後まで諦めず、正々堂々と全力で競技することを誓います」と息を合わせた。

 終了後、「やりきった感じでほっとしている。全国の代表として臨んだ」と佐藤。出場種目は男子200メートルで、「たくさんの仲間や先生が応援してくれる。ベストを尽くし、軽やかな走りをしたい」と気持ちを引き締めた。30日に初戦を迎える中野は投手としてチームをけん引する。「ちゃんと言えて安心している。リハーサルより人が多く緊張感が増した」と振り返り、「諦めず、粘り強く、全力で頑張っていることが伝わるようにプレーする」と、宣誓通りに戦い抜く決意を語った。

山形県選手団の旗手を務めた陸上女子円盤投げの斎藤真希(鶴岡工)
山形県選手団の旗手を務めた陸上女子円盤投げの斎藤真希(鶴岡工)
【旗手】堂々と先導、大役こなす
 ○…総合開会式では北から順に各都道府県選手団が入場した。最後に登場した本県選手団は、旗手の鶴岡工2年の斎藤真希(陸上)が先導し、堂々と行進した。

 昨年のIH陸上女子円盤投げで準優勝した期待の選手。「いよいよ始まる」。大舞台に戻ってきた実感が改めて込み上げてきた。実際に県高体連旗を持ったのは、この日が初めて。“大トリ”の登場に会場の視線はひときわ集まったが、動じず大役を果たした。「役割をこなし、競技につなげたい」。開会式前に話していたように、高まる気持ちが真剣な表情ににじみ出ていた。

【歓迎の言葉】「夢の舞台に」とエール
 ○…「皇太子さまもいらっしゃる中ですごく緊張した。成功できてよかった」。歓迎の言葉を述べた県高校生活動推進委員会の樋口響委員長(山形東3年)は安堵(あんど)の表情を見せた。

高校生代表であいさつする県高校生活動推進委員会の樋口響委員長(山形東)
高校生代表であいさつする県高校生活動推進委員会の樋口響委員長(山形東)
 こだわったのは「夢の舞台」の部分。「山形に来てくれたことへの感謝と、今回のIHを最高の思い出にしてほしいという気持ちを込めた」。選手に語り掛けることをイメージし、はっきりと言葉を紡いだ。

 PRやもてなしなどの「高校生活動」が、1972(昭和47)年に本県で開催された通称「47IH」から始まったことにも触れた。「どの競技でも夢の舞台になることを祈っている」と選手たちにエールを送った。

【現地結団式】粘り強く山形一丸
 ○…総合開会式の前には会場近くで本県選手団による現地結団式が行われ、選手や関係者が健闘を誓い合った。

 選手は陸上とソフトボールから23人が参加した。県選手団長の孫田淳県高校体育連盟会長はあいさつで、会期前競技のソフトテニス男子団体で羽黒が初優勝した快挙に触れ「粘り強く戦うことで道が開ける。『チーム山形』頑張ろう」と呼び掛けた。

拳を突き上げて健闘を誓い合う本県選手団=天童市・県総合運動公園
拳を突き上げて健闘を誓い合う本県選手団=天童市・県総合運動公園
 広瀬渉県教育長は「意志を持って取り組めば結果がついてくる。その姿が県民に勇気と感動を与える」と激励。最後は副団長の柏倉昭夫県高体連副会長の発声で全員が拳を突き上げ気持ちを高めた。

【参加の高校生ひとこと】
緊張したが、一番の出来
 ▽山形北2年阿部知尋さん(式典放送アナウンサー) 選手団入場で各都道府県のコメントを紹介した。選手が最も目立つところなので、かまないように気を付けた。緊張したが、今までで一番の出来だった。45年ぶりのインターハイに携われた貴重な経験。今後の励みにしたい。

選手へ思い込めて行進
 ▽東桜学館1年武田春那さん(本県のプラカードを持ち入場行進を先導) 皆さんにあしたから全力で取り組んでもらえるよう、思いを込めて行進できた。プレッシャーもあり、無事に終わって少しほっとした気持ちもある。山形の代表として正々堂々と戦い抜いてほしい。

歌声で選手たち後押し
 ▽山形南3年阿部光寿さん(入場行進などで合唱担当) 音楽という形で県内外の出場選手を応援しようと気持ちを込めて歌った。選手たちには悔いが残らないよう全力で頑張ってほしい。それを後押しするような歌声を100点満点の出来で披露できたと思う。

丁寧に仕事、良い大会に
 ▽米沢中央1年安部竜平さん(来場者の手荷物検査を担当) 荷物を落としたりしないよう丁寧に取り扱うことを心掛けた。出場選手はこれまで日々の練習を頑張ってきた。選手の結果には直接つながらないかもしれないが、大会役員としてしっかり仕事をし、良い大会にしたい。

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