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【南東北IH】皇太子さま、運営ねぎらう 天童で将棋の対局観戦

2017年07月29日 09:24
皇太子さまの前で活動発表を行う南東北3県の高校生たち=天童市・滝の湯
皇太子さまの前で活動発表を行う南東北3県の高校生たち=天童市・滝の湯
 全国高校総体夏季大会「南東北インターハイ」の総合開会式に出席された皇太子さまは28日、天童市内の「滝の湯」で、式典や公開演技に携わり、大会運営をサポートする本県や宮城、福島両県の高校生と交流した。高校スポーツ最高峰の舞台を陰で支える生徒をねぎらい、空前の将棋ブームの中、駒の生産日本一を誇る同市と将棋の関わりについても理解を深めた。

 大会を支える3県の生徒代表41人がホールに並び、活動を紹介した。こうした高校生の活動は、1972(昭和47)年に本県で開催された大会が発祥。今回は初めて、高校生が式典で手話通訳を務め、担当した鶴岡中央3年石井悠人さん(17)は「頑張ってくださいと言葉を掛けてもらった。励みになる」と話した。

 公開演技でハンドベルの音色を披露した山形学院の同伊藤優海さん(17)は「とてもきれいな演奏でしたと、拍手してもらえた」と感激した様子。競技補助員をする山形南2年古原成人さん(16)を皇太子さまは「補助員は大変でしょうけど、良い仕事をしてください」と激励した。

天童少年少女将棋教室に通う児童らに言葉を掛けられる皇太子さま=天童市・天童将棋交流室
天童少年少女将棋教室に通う児童らに言葉を掛けられる皇太子さま=天童市・天童将棋交流室
 皇太子さまは同市将棋資料館も訪れ、将棋の歴史や駒作りについて視察した。隣接する天童将棋交流室は、この日で開所12周年。昭和天皇と将棋を指すことがあった皇太子さまは、子どもやお年寄りの対局を興味深そうに観戦した。

 始めたきっかけを尋ねられ、栃木県から引っ越す際、将棋盤を贈られたことを説明した天童一中1年松本望さん(13)は「すごく温かい感じが印象的」。日本将棋連盟天童支部の花輪正明幹事長(64)が「天童の子どもたちはどんどん強くなっています」と話すと、皇太子さまは藤井聡太四段の名前を挙げ「将棋界は盛り上がってますね」とほほ笑まれた。

【開会式でのお言葉】力と技を発揮、友情と交流も
お言葉を述べられる皇太子さま
お言葉を述べられる皇太子さま
 あいさつに先立ち、このたびの九州北部豪雨により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、ご遺族と被災された方々にお見舞いを申し上げます。また、東北地方などでも大雨による被害が出ていますが、被災地の復旧が一日も早く進むことを願っています。

 全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」が全国各地から多数の参加者を迎えて出羽三山、山寺や最上川など、美しい自然に恵まれ、豊かな歴史や文化を育んできた、ここ山形県をはじめ、宮城県、福島県の南東北三県と和歌山県で開催されることを喜ばしく思います。

 選手の皆さんには厳しい暑さの中、体調管理に十分気を付けられ、日頃鍛えた力と技を発揮し、お互いに友情を育むとともに、地域の方々とも交流を深め、高校生活の良い思い出をつくってください。

 そして、選手の皆さんの活躍と地元高校生の協力により、この大会が実り多いものになることを期待します。皆さんのご健闘を心からお祈りします。

本紙、特別号外を配布
 本県を幹事県とした全国高校総体夏季大会「南東北インターハイ」の開幕を受け、山形新聞社は28日、県総合運動公園総合体育館(天童市)で行われた総合開会式の様子を伝える特別号外を山形市内で配布した。

南東北インターハイ開幕を伝える特別号外を見る親子=山形市・JR山形駅東口
南東北インターハイ開幕を伝える特別号外を見る親子=山形市・JR山形駅東口
 臨席された皇太子さまや堂々と入場行進する本県選手団のカラー写真とともに、県内高校生が活躍した公開演技の様子を「インターハイ開幕」の見出しで紹介。千部を印刷し、JR山形駅周辺や十日町、七日町の目抜き通りで配った。

 山形駅に開設された同インターハイの総合案内所では、案内役の高校生が刷り上がった特別号外を手に取り、開幕に気を引き締めた。山形工業高2年跡辺修さん(16)は「号外を見て『いよいよ』という気持ちになった」。同校1年浅野駿太さん(15)は「南東北3県が地元の良さを発信できる大会にしたい。選手それぞれに良い結果を出してほしい」と話した。同駅東口で特別号外を受け取った親子は「ついに始まったね」とにこやかに会話しながら、紙面に見入っていた。

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