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地元で頂点、これは運命 研究重ね、走りに輝き

2017年08月02日 15:08
表彰式でトロフィーやメダルなどを受け取り、白い歯を見せる青野朱李選手(山形中央)=天童市・NDソフトスタジアム山形
表彰式でトロフィーやメダルなどを受け取り、白い歯を見せる青野朱李選手(山形中央)=天童市・NDソフトスタジアム山形
 天童市のNDソフトスタジアム山形で行われている南東北インターハイ(IH)の陸上で1日、女子200メートルの青野朱李選手(山形中央)が県勢では49年ぶりとなる同種目優勝を成し遂げた。並みいる強豪を退け、走り慣れたトラックで最高の輝きを放った2年生。全国にその名をとどろかせた。

 バスケットボールをしていた小学生の頃から陸上の全国大会にも出場した。本格的に競技に取り組んだのは東根二中に入学してから。3年時の全国中学大会では7位に入り「高校で日本一になりたい」と山中央への進学を決めた。憧れは国内第一人者で200メートル日本記録保持者の福島千里選手。「追い付きたい」と目を輝かせる。

 「練習や日ごろの行動でも無駄なことはしない」。同校の佐藤孝夫監督は、青野選手のアスリートとしての意識の高さを語る。中学生の頃から小まめにつけているという練習日誌を読めば、単に走る能力だけではなく思考力や判断力に優れた選手であることが分かるという。「われわれが『良い走り』と言っても納得しないことがある。すごく研究熱心」と佐藤監督は目を見張る。

 ことしで70回目を迎えた今大会。プログラムの歴代優勝者名簿には第16回、第17回大会を連覇した伊沢まき子さん(70)=高畠町=の名前もある。伊沢さんは高校3年の1964(昭和39)年、東京五輪の女子200メートルに出場した。かつての名ランナーは青野選手の優勝を祝福し「追われる立場は大変。でも負けないで」とエールを送る。

 青野選手は「地元IHは『47分の1の運命』」と表現し、見事に狙った頂点に立った。3年後の2020年には、再び東京で五輪が開かれる。青野選手にとって、これも運命か。IHから世界へと羽ばたいた伊沢さんのように…。夢は膨らむ。

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