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県内、横断歩道上の事故多発 歩行者も注意「車の方見て手を挙げて」

2017年08月10日 15:29
 道路横断中の歩行者がはねられる事故が相次ぐ中、今年は特に横断歩道上の事故が多いことが県警交通企画課のまとめで分かった。県警が横断歩行者妨害の取り締まりに力を入れている一方で、歩行者を守る意識がドライバーにまだ浸透していない実態が浮き彫りになった。

 同課によると、今年6月末現在、横断中にはねられた歩行者は113人。このうち約57%に当たる64人は横断歩道上だった。過去5年平均より10ポイントも高いという。

 また同課の分析では、交差点を右折する際、横断歩道上の歩行者をはねるケースが多い。過去5年の統計によると、左折時の約5倍、直進時の約2.3倍になる。同課は「右折では交差点を抜けることを優先的に考えて対向車に気を取られてしまい、歩行者への注意が薄れるのではないか」とみる。

 横断歩道は歩行者が100%守られるゾーンで、停車は車側の義務。横断歩道上で人をはねて大けがをさせれば、運転手は自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で逮捕される場合もある。確認不足といった単純な過失で人を傷付けた上、身柄を拘束されるといった事態につながりかねない。

 今年6月末現在、横断歩行者妨害の摘発は1331件に上っており、すでに昨年1年間分(1250件)を超えている。取り締まりを担当する交通指導課は「運転中は常に前を見て、道路を渡ろうとする人がいないかを確かめてほしい」と訴える。

 ドライバーは停止後、手で合図して横断を促すと、歩行者は渡りやすくなる。

 歩行者が注意すべき点もある。横断歩道の前で立っているだけでは、ドライバーが気付きにくい。交通企画課は「車の来る方を見て手を挙げ、運転手に意思表示してほしい」と呼び掛けている。

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