県内ニュース

チーム谷地、王国の力存分に発揮 刺激し合うライバル、驚異の入賞30

2017年08月11日 09:05
レース終了後、谷地の選手の健闘を補助員として支えた部員がたたえた=西川町・月山湖カヌースプリント競技場
レース終了後、谷地の選手の健闘を補助員として支えた部員がたたえた=西川町・月山湖カヌースプリント競技場
 南東北インターハイのカヌースプリントは最終日の10日、西川町の月山湖で200メートル計9種目が行われ、谷地勢が4種目で頂点に立った。2014年以来となる学校対抗の男女優勝を含め、入賞数は驚異の30とカヌー王国の力を示した。芦野貴士監督は「仲間でありライバルとして競い合ってきた結果」とたたえ、選手層の厚さを強調した。

 男子カヤックペア500メートルなどで優勝した1年小野隼人選手は「うちに絶対的なエースはいない」と語る。だが、谷地は部員一人一人のレベルが高い。例えば、1チームに4人必要な男子カヤックフォアは、200メートルと500メートルにそれぞれ2チームが出場(開催地枠により1増)し、いずれも複数入賞を果たしている。層の厚さは生徒自身が実感し、小野は「他の学校に行ったらエースになれる人がたくさんいる」と胸を張る。

 同校カヌー部員で今大会は補助員として参加していた2年高橋裕紀さん(17)。レース後の艇を拭く作業などに追われて応援する暇はなかったが、「みんな積み重ねてきたものがある。見なくても勝ってくれるから心配ない」と仲間の強さを信じている。それでも闘志をのぞかせ「自分もそうなりたい」

 出場選手の多くを占める西川町出身者は、沼山地区の長沼で幼い頃からカヌーに親しんできた。大半は親やきょうだいの影響がきっかけだ。小学校の授業に取り入れ、子どもから大人までが出場する町民カヌー大会も30年ほど前から続いている。同地区出身で男子カヤックフォア200メートルで優勝した3年鈴木海渡選手は「小学6年で始めたときは、自分が全国で戦える選手になるとは思っていなかった」と振り返る。

 自然にカヌーに親しむ環境があり、人材が集まって強豪がつくり上げられている。肥えた土壌で選手たちは次々に育ち、谷地の強さは来年もその先も続いていく。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

週1回配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2017年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2017年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から