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夏山登山、注意点は 熱中症や防寒対策、クマも

2017年08月11日 10:02
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 本格的な夏山シーズンに入った8月。深い空の青さと緑の稜線(りょうせん)を眺望し、夏山登山の魅力を楽しむ上で大切なのが、遭難事故を回避する計画づくりや入山中の体調管理。暑い季節に疲労が蓄積する夏山は、熱中症への備えなどが欠かせない。

 県の調査では、蔵王連峰など県内11カ所の登山者数は2015年度に89万6千人で、ピークは8月の24万9千人。県警地域課によると、県内で今年発生した山岳遭難事故は9日現在、28件。遭難者は28人で、このうち5人が亡くなり、いずれも60歳以上。

 遭難やけが、病気など夏山の事故を防ぐポイントはどこにあるのか。県山岳連盟の伊藤吉樹会長は、体力が低下する中高年は、頭の中のイメージと実際の疲労度にずれが生じると指摘する。熱中症対策では、高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくく、水分やエネルギーの小まめな補給が大切だとアドバイスする。

 小国山岳会の井上邦彦会長は、熱中症で正常な判断ができなくなるとし、道迷いや転倒の危険性があると説明。標高が下がって気温が上がり、空腹状態に近づく下山途中の注意が必要だとしている。

 また、夏山での軽装が落とし穴になることも。標高が千メートル上がると気温は6~7度下がるとされ、防寒対策が必須。枝道が増える里山付近のルート選択、クマとの遭遇も留意点になる。

 安全に下山してこその夏山登山。「自然の素晴らしさに触れ、非日常的な雰囲気を楽しめるのが夏山登山」と伊藤会長。井上会長は、他の登山者と絆が強まることや山での食事も魅力の一つとし「下山後の温泉やお土産の買い物などを組み合わせることで、登山がより充実する」と話す。

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