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県最低賃金、22円上げ739円に 4年続け過去最大幅

2017年08月11日 10:30
庭山佳宏山形労働局長(左)に答申する山上朗会長=山形市・山形労働局
庭山佳宏山形労働局長(左)に答申する山上朗会長=山形市・山形労働局
 山形地方最低賃金審議会(山上朗会長)は10日、1時間717円となっている県最低賃金について、22円引き上げて739円とするよう庭山佳宏山形労働局長に答申した。上げ幅は時給で示す形となった2002年度以降で最大。公示などを経て最短で10月6日から効力が発生する。答申通りであれば2年連続で20円台の大幅な引き上げで、4年連続で過去最大の上げ幅更新となる。

 答申した上げ幅は、中央最低賃金審議会が経済規模などで都道府県ごとに示した目安額と同じ。山形地方最低賃金審議会では7月6日に庭山局長から諮問を受け、専門部会で5回にわたって議論してきた。この日の審議会では専門部会の報告通り、22円を引き上げることを全会一致で決定。付帯決議として、中小・小規模事業者に対する生産性向上支援の充実や、目安の合理的な根拠を示すための努力などを求めた。

 審議会後の取材に、労働者側は「過去最高の引き上げ幅は一定程度評価する。隣県との格差拡大のストップに引き続き努めたい」と説明。使用者側は「労使間で金額の隔たりはあったが、付帯決議を行うことで合意に至った。中小、小規模事業者は依然として厳しい経営環境にある」と語った。

 県最低賃金が22円アップすれば県内では1万3900人程度に影響する見込み。異議申し立ては25日まで。近年の県最低賃金の引き上げ幅は11年度2円、12年度7円、13年度11円、14年度15円、15年度16円、16年度21円。

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