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山形消防の24時間相談が好評

2017年08月16日 13:21
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 救急車を呼ぶか迷ったときなどに医療スタッフが電話相談に応じる、山形市消防本部の24時間健康・医療相談サービスの利用が伸びている。5年目の今年の相談は既に6千件超。年1万5千件前後という管内の119番通報件数に迫り、市民に浸透していることがうかがえる。一方、119番が「問い合わせ」に使われるケースもあり、同本部は適正利用を求めている。

 同本部によると、13年5~12月に4843件だった相談は15年に9千件を超え、16年は1万2016件となっている。子どもから大人まで24時間、ワンストップで対応できるのが強み。昨年は幼児関係の相談が約2割に上った。

 今年は6月末までに6028件の相談があり、前年同期を396件上回った。月平均は1004件で13年の1.65倍だ。

 119番への転送も効果を発揮している。年20~30件ほどあり、6月には「父親が食欲なく、腹痛を訴えている」という相談を受け、スタッフは救急出動が望ましいと判断。搬送先の病院で動脈瘤(りゅう)の破裂が見つかった。

 「休日当番病院を知りたい」「どこで火事ですか」―。相談サービスが普及している一方で、こうした問い合わせに119番が使われる例もある。16年は1066件で119番通報全体の1割弱を占めた。

 「1割程度でも悩ましい」と担当者は話す。回線数は限られ、緊急通報の妨げになる。別回線からかけ直すなどして問い合わせに応じているが、通信指令業務は4~5人態勢で、人手も割かれる。

 当番病院なら相談サービス、消防出動は災害情報テレホンサービス(023・642・5050)で確認できる。担当者は「消防に問い合わせるなら119番ではなく、通信指令課(023・634・1198)に」と求めている。

◆山形市消防本部の24時間健康・医療相談サービス
 山形、山辺、中山の管内3市町の住民が利用できる無料相談電話(0120・023・660)。健康管理から急病への対処まで医師など専門スタッフが相談に応じ、状況に応じて119番に転送する。救急車が出動せず、山形大生が死亡した問題を巡る訴訟を契機に、救急体制の充実強化策の一つとして導入された。

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